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ご存知ですか? 認知症のこと~その3 行動・心理症状~行動症状

2024年11月22日

いつもケアハウスあいおいのホームページをご覧いただき
誠にありがとうございます。

毎週更新!シリーズ企画!『ご存知ですか?認知症のこと』
今回も担当させていただきます、岡野と申します。

前回は、認知症のさまざまな症状のうち、
中核症状についてお話をさせていただきました。
https://www.sompocare.com/service/home/grouphome/Z000160/message-detail/330917

今回は、行動・心理症状(BPSD)と、その中の、行動症状についてほんの少し。

まず、行動・心理症状とは、
記憶障害などの中核症状がもとになり、本人の性格や素質、
周囲の環境や人間関係などが影響して出現する症状のことです。
それでは、行動症状についてご紹介いたします。

●BPSDの中の行動症状

①ひとり歩き、帰宅行動
夕刻から行動が出る方が多くなることが多いといわれています。夕暮れ症候群ともいわれており、施設でも個々に合わせた対策を講じています。
ご入居者様にしっかり寄り添い、お声掛けしていますね。

②昼夜逆転
日中はウトウト、夕刻以降に活発になり、場合によっては興奮状態になってしまう症状ですね。昼夜逆転されているので、夜眠れない不安から睡眠薬が出ることもありますが、日中の活動量を増やし、しっかり活動しながら生活リズムを整えることが理想的です。
もちろん、ケアの中で満足感や心の充足を得ていただくような援助や、夜にしっかり寝ていただけるような環境整備が重要になりますね。
このように、日光浴も効果的です!

③異食行為
認知症の方は、目につくものを、何でも口にもっていってしまう傾向がありますが、
本気で、その“もの”を「食べたい」、と思っているわけではありません。
“目につくもの”と“口に運ぶ(という行動)”とが、結びついているだけなのです。
これは、側頭葉の変化に伴って現れやすい症状です。
ケアハウスでも、お食事時にお渡しするおしぼりを間違えられる方もいるので先に手を拭いていただき、回収させて頂くこともあります。
あくまでも、自然体で寄り添うことが大切ですね。


BPSDの中の行動症状は、認知症ケアの中でも本当に難しい問題です。
頭ではわかっていても、いざ目の当たりにすると…。
悩まれてしまう方も多いでしょう。

ケアハウスには、介護のプロが沢山います。
ひとりで抱えず、いつでも相談しに来てくださいね!

本日ご紹介した行動症状以外にも、いくつかの代表的な事例がありますのでまた次回
ご紹介させて頂ければと思います。

本日も、ありがとうございました\(^o^)/

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