冬の高血圧に注意
2024年12月10日
SOMPOケア横浜本郷台訪問看護の事業所だよりを
ご覧いただきありがとうございます。
早いもので12月に入り日増しに寒くなってきました。
冬になると血圧が高くなるため注意が必要です。
寒くなると体温を逃さないように全身の血管が収縮し細く
なります。すると血液を送るために大きな力が必要となり
血圧が上昇するのです。
また、冬は鍋ものや御馳走を食べる機会が多く塩分の多い食事が増えることや、
運動不足になりがちで体重が増えることも血圧上昇の要因となります。
血圧が関係する疾患として心筋梗塞や脳梗塞などの
心血管系疾患での死亡率も夏よりも冬が多くなります。
そのため、血圧の管理は重要となります。
高血圧の方は夏と冬の血圧差が10mmHg 程度ある事が多いです。
20~30mmHg以上高くなる場合には薬の調節が必要となることもあります。
ご自分の血圧値を知るためにも 毎日起床時に血圧測定をすることは
大切です。
冬の高血圧の予防対策
●急激な温度変化を避ける
・起床直後はゆっくり行動
・着替えは暖かい部屋で
・外との気温差を少なく室内は20度前後に保ち
着衣で調整する。
・外出時はマフラーや手袋、帽子など着用する
・トイレや浴室も暖かくする
●適度な運動
・暖かい日中にウォーキング
●バランスの良い食事
・塩分は控えめに
何かと忙しい時期ですが、体調に気をつけてお過ごしください。