【接遇強化月間】接遇への思い①
2024年11月15日
8年程前、介護の世界に足を踏み込んだ私。
介護の知識や資格があった訳でもなく、何も分からず、先輩の言うことをしっかり聞いて
日々の業務を必死になって覚えていました。
入社してすぐ、先輩から「○○さん、入居者様にタメ口になっているから気を付けて下さい」と注意されたことがあります。
その時は、仕事を覚えるのに必死で言葉遣いを気にもしていなく
注意され意識し気をつけようと思っていました。
入社して半年も過ぎると(半年も経っていないかも)
普通に名古屋弁で会話していた自分がいました。
決して入居者様を下に見ているとかそんな気持ちは一切ありませんでした。
言い訳ですが、当時の周りの環境もあったと思います。
実際、私だけがタメ口な訳ではなかったので真剣に考えることもなかったのです。
でも一番良くなかったのは、なぜ名古屋弁やタメ口がいけないのかが分かって
いなかったことです。
敬語でよそよそしく話すより、言葉を崩してフレンドリーに話した方が感じが良いし
人間関係も築けると勝手な考えをしていました。
今、思い返すと本当に恥ずかしい限りです・・・
先日、デイサービスの職員さんが(訪問介護ではデイサービスのお出迎え業務もあります)
車から降りられる利用者様に対し
「お父さん、先に上にあがって鍵開けといて」と声掛けされていました。
その場にいた私は、「はぁ?お父さん?上にあがって?開けといて?」
きっと私の心の声が顔に出ていたのかと思います。
デイサービスの職員さんは、言い直されてました(笑)
やはり敬語でないのは、自分が何も感じていなくても他人が聞くと不快に思うことが多いと思います。
もしかしたら、言われている方も不快に感じているのかもしれません。
言葉遣いだけでなく身だしなみや自身の行動も含めこれからも接遇を意識しながら
そして意識しなくても普段から日常的に行えるように
日々、過ごして行きたいと思います。