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私も「兵庫少年こだま会(柔道)」でした

2021年8月17日

今回のオリンピックの柔道で金メダルの快挙を成し遂げた安部兄妹のエピソードで、「庫少年こだま会」で柔道を学んだことが話題となりました。
何を隠そう(隠しませんが)、私も約50年前(中2年)体を鍛えることの好きな同級生に誘われ、またしばらくして2才上の兄と自宅そばにある、兵庫警察署内の「こだま会」で毎週水曜日に柔道を学んでいました。小学3年生で東京オリンピックの体操に魅入られて、毎日鉄棒や逆立ちをして過ごし、その後に柔道と出会いました。当時の「こだま会」は青少年不良化防止の趣旨で武道に活発な兵庫県警の兵庫警察署内において、剣道部と柔道部があり、機動隊や交番勤務の現役の空手・柔道・剣道、また逮捕術の有段者が講師でした。その当時は、東京オリンピックからメキシコオリンピックにかけて柔道熱がたかまり、少年漫画やドラマで「姿三四郎」「柔道一直線」「いなかっぺ大将」などもあり、根性や気合が当たり前。当時としてはやさしい”スパルタ訓練“で、小学生から高校生まで基本(特に受け身)を重要視した練習でした。警察ならではの、腕立て伏せ、腹筋運動を110回!なんて、県警の猛者にしごかれていました。もちろん武道ですから、挨拶に始まり、挨拶に終わる。道着もマメに洗たくして、きちんと着て、帯もだらしがない結び方はしません。学校の授業ではそこまではやりません。
 中学では工作部、高校では吹奏楽部の傍ら、卒業まで皆勤賞ではなくとも柔道を辞めずに、文武両道を貫きました。おかげで元気で体力向上、また2歳上の兄との戦いは道場のみで、めっきり兄弟げんかがなくなりました。わが兄弟は柔道とクラリネットで深い絆を作り上げ、そして定年を過ぎた今も、ヘルパーの体力や技に生かされています。

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