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センター長の独り言~シニアの住まいから考える

2022年8月30日

こんにちは!センター長の井上です。

8/26付けの日本経済新聞の『人生100年の羅針盤』の2面の記事になります。

老後の住まいの選択について、早めに準備を~と啓蒙される記事です。

・一戸建てで暮らしていくなら、長期的な修繕に備える事
・マンションなら、ほとんどの場合、修繕積立金を長期間にわたって支払うが、追加徴収されるケースがあること
・賃貸住宅なら、長期修繕費の心配はないが、家賃を払い続けなければならない。かつおおよそ2年ごとの契約更新の費用もかなりの負担であること。

以上は健康な老後の場合。では、要介護状態であった場合は~と続きます。

この記事を読んで、老後は子の世話になる・・・という核家族化が進展する以前の社会の前提はもはや当たり前ではないのだな、と感じました。

デイサービスにて従事するようになって、ご利用者のご自宅に送迎をする際に垣間見る、様々な自宅状況にいつも考えさせられます。

例えば、父母と子二人のかつての平均的な4人家族の世帯の一戸建てに住む独居の高齢者。子供は独立し、配偶者は先立たれての独り暮らしに、その家は明らかに広く、空間を持て余しているように見えました。空間が広ければ、それだけ管理が行き届かないでしょう。二階へ上がる階段の途中まで(一階から手が届く高さまで)には様々なものが置いてあり、階段の足場は塞がっていました・・・しばらく2階へは上がっていないと想像できました。

こうなることをもっと早く考える機会があったら~そんな風に考えてしまいます。

経済的な豊かさだけを追い求めるのではなく、人生の最後まで豊かに暮らすこという生活の質を求めていくように民度を上げていかなければならないのだ・・・そう思ってしまいます。

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