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センター長の独り言~エネルギー政策から思うこと

2022年7月28日

こんにちは!センター長の井上です。

前回は資源高のことを記しましたが、今回はエネルギー政策について思ったことを記します。私見です。読んで、気分を害したらすみません。

最近、あるご利用者と送迎中の車中で資源高について話をしました。そのご利用者は、「原発を動かすしかないだろう。(東日本大震災の)事故があったからって、いきなり全部止めちゃうのはどうかと思ったよ。」と仰っていました。私もそう思っていました。

実際にあの事故で被曝された方や避難を余儀なくされた方に対しては、失礼な意見になるかもしれませんが、やはりある程度、議論をしてから、決める事ではなかったでしょうか。

原子力は極めて危険ではあるが、極めて高度な科学技術であり、その技術を放棄する事は国家経済の衰退につながるという意見もあります。

こういうことを言うと、ヨーロッパの先進諸国も原発は放棄しても何とかなっているとい論調が現れます。しかし、震災後、いち早く原発廃止を宣言したドイツは、国内で不足している電力をフランスが原発で生産した電気を買っています。そして、今回のウクライナ紛争で火力発電に必要なロシアからの天然ガスを期待できなくなっています。

風力発電や太陽光発電で何とかなっている国もあるという論調も現れます。しかし、GDP世界第三位の経済力のある国が風力発電や太陽光発電で賄えるのか?そう思っていました。

その国の経済力とか人口規模を無視した比較論なども、私たちはしっかり見極める有権者にならないとも思います。

また、様々な意見を咀嚼して、政策を考える事の出来る代表者を、選ぶ有権者にならないといけないとも思います。

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