サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケアそんぽの家Ｓ西新井大師ホームだより

ホームの日常

自衛消防隊　出動せよ！

2024年7月8日

いつも「ホームだより」をご覧いただきまして、どうも有難うございます。

6月28日(金)
本日は2024年度1回目「消防訓練」の実施日です。
毎年、年2回実施する訓練ですが、今年度1回目の消防訓練は、大掛かりな「総合訓練」です。
総合訓練とは、次の3つの訓練から構成されるもので、①通報訓練、②消火訓練、③避難訓練から成ります。

消防訓練では、通常「訓練開始を告げる館内放送」でスタートするのですが、高齢者の方の場合、心のご病気をおもちであったり、良く聞き取れなかったりすることで誤解を生じ、パニックになってしまう心配があります。
ですから、今日の訓練では館内放送は使用せず、参加されるご入居者様には予め一度1階の食堂にお集まりいただき、本日の主旨や段取りを丁寧にご説明させていただくところからスタートしました。
参加者は、ご入居者様13名、職員5名の計18名。
今日は西新井消防署から2名の隊員も参加していただいています。

さて、今日の訓練ですが、14時15分、2階共用浴室の脱衣所から出火したとの設定です。
14時15分、火災を知らせる警報装置が作動したとの想定で訓練が開始されました。

訓練は次のような流れで行われました。
・自衛消防隊隊長の号令で自衛消防隊が出動
・初期消火班による現場確認、隊長への状況報告、初期消火の実行
・通報班による(想定)館内アナウンス
・避難誘導班による各階からの避難誘導
(参加者は1階食堂から3階に移動し、ここから内階段での避難訓練を行いました)
・避難終了後、避難誘導班から隊長へ避難完了と負傷者有無の報告
・自衛消防隊隊長から(消防車で駆け付けたと想定した)消防隊員へ状況報告

訓練では、皆さん終始真剣に取り組まれていました。

予定ではこの後、避難先の建物駐車場で「水消火器」による消火訓練を予定していましたが、あいにくの大雨で中止。消防隊員による「消火器の使い方」「火災の際の注意点」のレクチャーが1階食堂で行われました。
以上をもって、本日の消防訓練は全て終了となりました。

職員は引き続きこの後、事務所内の「防災監視盤」と「火災通報装置」について、消防隊員から説明を受けました。
また、質疑応答の時間では、車椅子の方や、普段お部屋のベッドで過ごされることの多い方の避難や対応について確認し、理解を深めました。
消防訓練を終え、消防隊員の方からは、自衛消防隊が「手順を丁寧に確認しながら実施できていたこと」への評価をいただきました。

本日の消防訓練を終えての我々職員の感想です。
それは、「火災は絶対に起こしてはいけない。そのための防火対策が一番重要。」
「万万が一、火災が発生したら、初期消火に全力を注ぐこと。そのためには館内設備の設置場所や使い方を職員全員が理解し、周知徹底していくことが必要。」
職員一同そのことを改めて強く認識した一日となりました。

今回の「ホームだより」いかがだったでしょうか。
最後までご覧いただきまして、どうも有難うございました。

副ホーム長・防火管理責任者　竹渕

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