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保護猫 モモ物語 2話

2020年7月7日

事故の後遺症で
寝たきりのままとの告知を受けましたが
ミラクルが起きたように改善して行き
早い段階で介護の必要はなくなりました。
奇跡的な回復を目の当たりにして
今後について
命について
皆で真剣に悩み考えました。

まず身体機能の回復についてお話します。
最初は介助していましたが保護して20日後には
自力でマットの上に出てこれるようになりました。
それを見て排泄もできるんじゃないか?と考え
猫用トイレを用意すると
なんと見事に!!
保護から40日後には
食事・排泄共に自己にて可能になりました。
左側の麻痺が特に強く歩行は困難そうでしたが
身の回りの範囲は動けるようになりました。

今後について
最後まで幸せに暮らしていくためには
里親が見つかるまでと言うより
その前段階の
里親探しが出来る状態になるまでの
時間が必用でした。
その頃
事務所に来られ猫の存在に気付いた
ご利用者様に経緯をお話すると
「いいところに拾われて良かったね」
「助けてくれてありがとう」等
実はご利用者様数人で発見され
職員に声をかけてくれたのです。
「あの状態では助からないと思っていたから
 よく助けてあげたね」など意見を頂き
施設で見守りをする問題点を話し合い
その対応・対策までを考えた内容を依頼書にまとめ
施設でのトライアル生活をスタートしました。
名前も皆で考え野良猫のノラ子からすもものモモちゃんに命名!!





その後
右側は完治!!
左側に麻痺が残りましたが
それでもなんと!!
保護から70日後には歩行も可能になりました。
ただ
愛情をもって接しているつもりでしたが
早く慣れて欲しいとこちらが焦り過ぎたのか・・・
閉ざされた心の扉は簡単には開きませんでした。(>_<)

そこで
人目に触れない場所に猫用ベッドを置いてみると
落ち着くようでした。(^o^)
このころから表情も穏やかになってきましたが
「モモちゃんって何を話しているか分かってそう
 なんか人間ぽいよね。」と言う職員さんがいて
確かに自身の立場をわきまえているような・・
大半の時間を猫用ベッドの中でじっと過ごしていました。
動物と会話は出来ないので本当のところはわかりませんが
感慨深いものが・・・
                      次回へつづく

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