介護の花道 #32
2024年3月19日
ホームだよりをご覧の皆様こんにちは。
介護の花道担当の糟谷です。
毎回本題に入る前に小ネタを挟んでいた糟谷ですが、
今週は話のネタが見つかりませんでした…
また来週の介護の花道では小ネタがあると思いますので、
その時まで楽しみに待っていて下さい(笑)
さて本題に戻りますが、今回から介護の花道は
セクション4「移乗や移動について」になります。
脳血管障害を中心とした疾患によってなんらかの障害を持っている高齢者は、日常生活動作、特に移動・移乗動作が大幅に制限されていることがあります。このような高齢者を援助し、
日常生活能力を向上させる場合、常に通常の動作の回復を図るという考え方で援助をする必要があります。
通常の動作とは、人間にとって最も動きやすい動作のはずですから、高齢者にその動作に
沿って援助行う事で、動作方法を思い出して頂き日常生活能力を回復させることができます。
寝返りから立ち上がり、歩行の一連の動作、車椅子やポータブルトイレへの移乗がスムーズにできないというように、移乗・移乗動作に変な変化がある場合、高齢者に
異変が起きているおそれがあるので注意が必要です。脳血管障害や骨折が起こると、運動器官に新たな障害が生じるので、移乗・移動動作に直接的な影響を及ぼしてしまいます。
そのような場合は、移乗・移動動作の中で急にできなくなった状態を把握し、麻痺や痛みがないかを観察して下さい。
もし、麻痺や痛みがあればすぐに医師の診察を受けなければなりません。それらがない場合はその他の理由が考えられます。
高齢者の場合、多くは体調の乱れ、特に風邪や腎盂炎などの発熱によって運動機能が低下する事が多いようです。
熱を測ったり高齢者の様子を観察し、その結果によって医師に相談するようにしましょう。
今回は以上となります。
介護の花道#32からは暫く移乗や移動についての内容となります。
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