上新庄東流!!介護のお仕事!「福祉用具パート3其の5」
2023年11月3日
ホームページをご覧の皆さま!!!
ご覧頂き誠に有難う御座います!!
引き続き11月 毎週金曜日 担当介護職員の中村と申します。
今年の5月ホームだよりの初投稿させて頂く事から、はや半年目に入りました!!
初投稿させて頂く際は、どの様な事を投稿させて頂こうかと、
悩みましたが、気が付けば、あっという間に時が過ぎ今現在に至ります。
ホームだよりをご覧の皆さまの『介護』についての参考になっておりますでしょうか?
まだまだ至らない所が多いですが、上新庄東に勤めております職員一同、
私自身も含め、この場をお借りしまして、知識・技術の振り返り、勉強させて頂き、
ホームだよりをご覧の皆さま方と共に、成長していきたいと想います!!
さて!!今回、そんな私がご紹介させて頂きたい事は・・・ズバリ!!・・・
上新庄東流!!介護のお仕事!【福祉用具パート3其の5】
杖についての役割についての最後のお話しをお届けさせて頂きたいと思います。
前回のお話しパート3其の4は下記URLをご覧くださいませ。
https://www.sompocare.com/service/home/satsuki/H000426/message-detail/234826/
【杖の基本的な使い方】
最後に、杖の正しい持ち方や、正しい歩き方など、
杖の基本的な使い方を解説させて頂きます。
①杖を持った際の正しい歩き方
〘杖は痛みのある方と反対の手で持つ!!〙
・杖を前に出す → ・痛みのある方の足を前に出す
初めて杖を使う方、普段杖を使い慣れていない方、今までと違う杖を使い始めた方
は、杖に慣れるまで歩くのが難しい時期があります。
また、杖を使った
『正しい歩き方がわからないまま歩くと、かえって体に負担がかかる事もあります』
出来るだけ体にかかる負担を抑える正しい歩き方を習得しましょう!!
杖を使って歩くときには、健康な方の手で杖を持ちます。
そして、足を出す前に杖を先に出し、痛みや筋力低下、麻痺がある方の足を出します。
次に、健康な方、より軽度な方の足を出すのが正しい歩き方です。
②杖を使う上で注意すべきこと!!
杖は、『使い方が間違っていると、身体に負担がかかり足腰を痛めたり』
『転倒してしまったりするなど、悪影響となってしまいます』
杖の使い方には、日頃から注意して使う様にしましょう!!
例えば、杖の先に付いているゴムや、杖の関節部分などの点検は日頃から
行っておく様にしましょう!
また、杖を使って歩くとき、床が濡れていて滑る状態になっている事や、
杖の先が側溝に挟まってしまう事など、あらゆる危険性が考えられます。
杖を使う時には安全な状態であるかよく注意しながら使いましょう!
【福祉用具としての杖】
杖は《福祉用具》の一つであり、《介護保険サービス》を利用して
レンタルする事が出来ます!!
福祉用具としての杖は「歩行補助杖」という名称で、
福祉用具販売・レンタルの会社によって様々なタイプの杖を扱っています。
レンタル出来る歩行補助杖は福祉用具レンタル会社によって異なりますが、
〘ロフストランドクラッチ〙・〘松葉杖〙・〘多点杖〙などがあります。
ただ、会社によって、また杖のタイプによってはレンタル不可の物もあります。
杖のレンタルをご希望の方は、ケアマネージャー、福祉用具レンタルを
している会社にレンタル可能かお問い合わせ下さい。
①福祉用具のレンタルは自己負担額が安い!!
福祉用具のレンタルは、要介護認定を受けている方が《介護保険サービス》
を利用して行う事ができます!
その為、一般的な所得の方は、(自己負担額が1割)です。
福祉用具は一ヶ月単位でレンタル代がかかります。一般的には、歩行補助杖の
レンタル代は企業にもよりますが一ヶ月、1000円前後です。
その(1割負担)ですので、100円前後でレンタルする事が出来ます!!
所得が多い方でも、2割~3割負担でレンタル出来ますので、経済的な
負担にはなりません。
②杖をレンタルするには!!
福祉用具をレンタルするには!!
〘ケアプランで歩行補助杖のレンタルが必要である事が記載されていなければなりません〙
その為、歩行補助杖のレンタルを希望する場合、まず担当のケアマネージャーに
相談しましょう!!
担当のケアマネージャーがまだいなくて相談できる人がいない場合は、
お住いの地域にある〘地域包括支援センター〙に相談しましょう!!!
地域包括支援センターは、地域の高齢者が暮らしやすい様に包括的な支援
サービスを行う施設です。
その為、相談をすれば福祉用具のレンタルについての情報提供だけではなく
ケアマネージャーやサービス事業者の紹介などもしてくれます。
③要介護認定を受けよう
福祉用具は、福祉用具レンタルを行なっている会社から直接レンタル
する事ができます。
要介護認定を受けていれば介護保険を利用して、
1割~3割の自己負担でレンタルする事ができます。
その為、福祉用具をレンタルしたければ、まずは要介護認定を受けた方が
よいと言えます。
しかし、福祉用具は、要介護認定を受けていなくとも全額自己負担にはなりますが、
レンタルする事が可能です。
歩行補助杖の場合に限定すると、さほど高額ではない為、全額自己負担でもよい
のであれば、要介護認定を受けないままでもよいのかもしれません。
しかし、『今後要介護認定が上がっていき、必要な福祉用具が増える可能性』を
考えれば、今の内に要介護認定を受けておいて損はないでしょう!!
歩行補助杖の場合は、要介護認定の中で一番下の度合いである要支援1から
レンタルする事が可能で、要介護認定を受けてさえすれば使用可能です。
杖を使いたい状態であるけれども、まだ要介護認定を受けていないという方で、
福祉用具として杖をレンタルしたい場合、まずは要介護認定をうけてみては如何でしょうか?
【歩行補助杖は購入かレンタルか?】
杖は大型スーパー、ドラッグストア、ホームセンター等でも気軽に購入する事が
出来ます!!
その為、福祉用具としてレンタルしなくても、
『全額自己負担で購入する事に全く負担をかんじない方もいるでしょう!!』
介護用の杖は、千円台から1万5千円程度と幅広く販売している為、自分好みの杖
が見つかりやすいとも言えます。
結局、杖はレンタルがよいのでしょうか?購入するのがよいのでしょうか?
それは人それぞれであり、所得額にもよります。所得が少なく、なるべく低価格で杖
を使いたい方は《介護保険》を利用してレンタルした方がよいでしょう!!
しかし、レンタルの杖は新品ではありません。その点は了承した上でレンタルを申し込む
必要があります。
『どの杖が合うのかレンタルで試してから購入する方法も!!』
先程から述べています様に、杖は身体機能の状況に合わせた物ではないと
使用する事がかえって危ない場合もあります。
その為、《いきなり購入した杖が合わなかった場合》や
《購入後自身の身体機能が悪化して、購入した杖が使えなくなったりする事も考えられます》
まずはレンタルで杖を試してみては、自身に合うものかどうかチェックしてみるのも
よいでしょう!!
レンタル品で納得してから同じ物の新品を購入するという手順だと、自身に合うもの
を購入できるので、吟味して商品を選ぶ事ができるでしょう!!
【杖の種類についてのまとめ】
・杖は、自身の身長や身体機能、使用目的などから選び方を決めるのがよい!
・杖は、介護保険サービスでレンタルもできる!
・いつも杖を使う必要のない方は、折り畳み杖がオススメ!!
杖の様々な種類や選び方について解説しました。
杖と一言で言っても様々なタイプがあり、≪身体機能≫や≪使用環境≫に
合わせてそれぞれの杖に特徴があります。
その為、自分の使用目的に合っている物を選ぶ事が大切です!!
自分に合わない杖を選んでしまうと、転倒して怪我したり、体に負担がかかって
体を痛めてしまったりします。
自分に合った杖が決められないという場合は、「専門家」に相談したり、レンタルして
試してみたりする事もオススメします。
杖を使えば、歩くときの不安が減り、楽しく外出出来る様になるでしょう。少しでも
歩行に不安がある方は、是非!!杖の使用を検討してみて下さい!!
以上で、【杖の持つ役割】についてのお話は終了になります!!
少しでも歩行に不安を感じられましたら是非!!
ケアマネジャーか福祉用具の専門員に相談を行って頂き、
気持ち良くご自身の力で外出や散歩等を楽しめる様に
なれればと想いましてお話しさせて頂きました!!
今後も、福祉用具について色々とご紹介させて頂きますので!!
どうぞ!!お手柔らかに宜しくお願い致します!!
より深く介護はどの様なお仕事をしているのかをお届け出来ればと考えております。
次週より暫くお話し出来ておりませんでした介助についてのお話しを
させて頂こうと考えております!!
秋も過ぎさり、冬が目前と迫っております。
気が付けば年の暮れも後、僅かとなりました。
ホームだよりをご覧の皆さま方は如何お過ごしされますでしょうか?
私自身も仕事、プライベートに追われ、あっという間の時の過ぎ去りを感じ
気が付けば新年を迎えていた!!になる事と思います。
皆さま方も有意義な日々をお過ごし頂ける事を願います!!
次回!!上新庄東流!介護のお仕事【食事~基礎~】を
お届けさせて頂こうと思います。
どうぞお手柔らかに宜しくお願い致します。
介護職員 中村
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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