上新庄東流！！介護のお仕事！「移動移乗・体位変換」について
2023年8月11日
ホームページをご覧の皆さま!!!
ご覧頂き誠に有難うございます!! 8月度 毎週金曜日 担当職員の中村と申します。
どうぞお手柔らかに宜しくお願い致します!!!
さて!!今回も引き続き、私がご紹介させて頂きたい事は・・・ズバリ!!・・・
上新庄東流!!介護のお仕事!!【移動移乗・体位変換】について
前回の続きをお届けさせて頂きいたいと思います。
前回のお話しを知りたい方は下記URLにてご覧下さいませ!!
https://www.sompocare.com/service/home/satsuki/H000426/message-detail/226380/
【自然な動き(寝返り)について】
前回、自然な動きにつきまして幾つかお話しさせて頂きました。
その中の1つの寝返りについてお話しさせて頂きます。
寝返りの動作に必要な3つの動作があります。
①両膝を立ち上げる
②両手を挙上 (小さくまとめる)
③頭を起こして寝返る側に目線を」向ける
この3つの動作は、いずれも〘身体を丸くコンパクトにする働き〙があります。
この3つの動作を行う事で、ベッドと体の設置面を小さくし体をコンパクト
にして動かし易くしています。
3つの内、(1つでも)可能ならば、寝返り動作を容易にする事が出来ます。
そして!!体をコンパクトにした後は、状態に合わせて
・上半身、下半身同時に横を向く場合
・上半身から順に横を向く場合
・下半身から順に横を向く場合もあります。
以上が(寝返り)についての動作ポイントのお話しになります。
【自然な動き(起き上がり)について】
続きましては、自然な動き(起き上がり)についてお話しさせて頂きます。
起き上がりには2つのポイントがございます!!
①腕の置き方(体幹に対して腕を60～90度の位置に置く)
②体重のかけ方(肩→肘→手の平への重心移動)
(頭を体幹の軸から腕の方に向けて動かし前かがみになる)
①について、腕の置く位置は、通常は体幹に対して腕を60度から90度程度の位置が
適当であると言われています。この位置に置く事でより重心移動を行い易く
起き上がり動作の負担を軽減させます。
②について、写真の様な姿勢から肘をついて肩を持ち上げた後、手をついて、
体を起こしますが、ここでの重心移動が起き上がり動作において重要になります。
重心が移動しなければ、力が出しにくくなり、起き上がる事は出来ません。
その為、起き上がる方向に沿った重心の移動が必要となるのです。
体重を肩から肘、肘から手の平に移していきます。
頭が通る軌道は、体幹の軸から腕の方に向けて動かし、
前かがみになります。
この動きが起き上がりの自然な動きといえます。
以上が(起き上がり)についての動作ポイントのお話しになります。
今回はこれまで。続きは次週の金曜日にお届けさせて頂きます。
より深く介護のお仕事はどの様な事をしているのかをお届け出来ればと考えております。
次回!!【上新庄東流!!介護のお仕事!(移動移乗・体位変換)】について
次週でこのお話しの最後のお届けにさせて頂きます!!
引き続き、お付き合いの程!!宜しくお願い致します!!!
介護職員 中村
