うさぎのなみだ
2021年3月10日
そんぽの家S 木場公園・ホーム長の深津です。
この度、S木場公園にお住まいのご入居者さまが、これまで詠まれてきた
俳句を書籍“うさぎのなみだ”として自費出版されました。
選ばれたのは、所属していた結社の句集に掲載された280句。
対談のような形でお話しを伺いましたが、一句一句に詠まれた当時の心境
が詰まった、いわばその方の人生のような一冊でした。
今回、サービス付き高齢者向け住宅にはこんな方もいらっしゃるんだ、という事を
知って頂きたく、ご本人様の了承を得て、記事にさせて頂く事と致しました。
↓以下、ご本人様の言葉となります。↓
“うさぎのなみだ”出版に当り、自分の人生設計を、両親を見送り、長い会社員生活を
定年で終えた時に考えました。
このままで良いのかと。・・・・・・
俳句を縁あってはじめた時、何をどう詠んだら良いのかと、不安でした。
幸せなことに、先生鈴木鷹夫は、南砂町に記念館のある石田波郷の直弟子であったため、
自分も今まで歩いて来た、経験してきたことを詠んでゆけば良いのだと思い、家族の介護
のこと、病気のこと、現在の住まいになった経緯。
車の免許、不動産の売買、ボランティアのこと、様々ひとりで処理し、還暦をすぎ、ほっと
ひと息。
好きな趣味のことを振り返り、“今”を詠むことで良いと思い細々続けてまいりました。
お茶、お花、書道、能(謡)、歌舞伎、お芝居、音楽会、美術館通い、アリア・コーラス、
手芸、スキー、ゴルフ、ハイキング、札所めぐり、日本画、水彩画、パステル、etc
一昨年に自分の希望する場所にあるここ、そんぽの家S木場公園に住まいを移し、残りの
人生を明るく元気に楽しくすごしたいと願っております。
その区切り、節目として、ご本を出版することと致しました。
皆様に未熟ではありますが、読んでいただけることを楽しみに。
今回は“うさぎのなみだ”280句の中より、ご本人様の思い入れが深い句を、自選句という
形で39句頂戴致しましたので、画像にてご紹介させて頂きます。
今年の10月には、昨年の6月に行うはずだった(コロナで中止)
コーラスの発表会が控えているとの事。
いきいきと話されるその姿に、今年こそは開催される事を
願うばかりです。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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