いきいき俱楽部
2024年2月1日
いつもホーム便りをご覧いただきありがとうございます。
2月初めのいきいき俱楽部は
『ペン習字』です。
姿勢よくペンをはしらせております。
早いもので、今日から2月
3日の節分に向けて
食堂に『おかめ』のおすそ分けです。
ご自由にお持ちください。
節分の『おかめ』とは。。。
おかめとは、古くからある日本のお面の1つで、
丸顔、鼻が低く丸い、頬が丸く張り出している
といった特徴があります。
お亀、阿亀(おかめ)とも書き、
お多福、阿多福(おたふく)、お福とも言うそうです。
おかめのモデルは実在の女性で、
次のエピソードが残っているとのことです。
鎌倉時代、大報恩寺の本堂建築の際に、
棟梁である長井飛騨守高次(ながいひだのかみたかつぐ)は、
大事な柱の寸法を間違えて短く切ってしまいます。
憔悴しきった高次の姿を見た妻の阿亀は、
枡組(ますぐみ)という技法で柱を継ぎ足すよう
に助言し、高次は無事に本堂を完成させます。
しかし、女の知恵で仕事が成功したと
知られては夫の恥になると思い、
阿亀は本堂の上棟式の前に自害してしまいます。
高次は、上棟式で妻の冥福と工事の無事を祈り、
本堂が永久に守られることを願って
阿亀にちなんだ福の面を扇御幣(おうぎごへい)
につけて飾りました。
おかめのふくよかな笑顔には、
妻への愛情が隠されていたのですね。
ホームだより担当 三戸
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