サービス付き高齢者向け住宅について【8号】
2021年6月2日
こんにちは。
定期配信が定着して参りました「サ高住とは?」ですが、第8弾の今回は、前回に続き、「居室の中」についてご説明を致します。
今回は「Part,2」となりますね。ちなみに「居室の中」についてはPart,4までを予定しています。
まずはミニキッチンです。
当ホームは、高齢者施設ですので、安全の為に、ガスを使用しておりません。そのため、IHの一口コンロが付いています。このコンロを使用して3食お料理されている方もいれば、お茶を飲むための湯沸かし器としてのみ使用している方、全く使用しない為電源を切っている。という方もおります。
また、一般的な住宅のキッチンは、シンク下部分は調理用具などを入れる棚になっている事が多いですが、当ホームのキッチンについては、車いすの方でも、車いすに座ったまま調理が出来るよう、シンク下は空洞になっています。車いすをご利用にならない方については、シンク下のサイズを測って、ジャストサイズの引き出しを入れている方もおられれば、ゴミ箱や、日用品の在庫置き場として使用されている方が多いです。
ちなみに、写真の左側、パネルに仕切られたスペースがご覧いただけると思います。こちらは冷蔵庫置き場となっています。お一人暮らしなので、2ドアなどの小さめの物を入れる方が多く、その上には、レンジやトースターが置かれている部屋を良く拝見します。
以前紹介した食堂スペースにはレンジ・トースターが置いてあり、自由にお使い頂けますので、居室には持ち込まない、という方もおられます。
次は浴室です。
ご覧の通り、手すりだらけです。
座位(座った姿勢)が保持できる方であれば、この中にヘルパーも入り、入浴のお手伝いを行っております。
以前私が入浴のお手伝いを行っている際、「手すりが多すぎて、どこを掴んで良いか分からない」というコメントを耳にしたことがあります。どちら向きで浴槽に浸かって頂いても良いように手すりが付いておりますので、確かに掴む所に悩んでしまうお気持ちも分かります。。。
逆を言えば、いざとなっても掴まる所が多いので、安心に入浴を楽しんで頂ける環境になっています。
写真左側に光っているパネルが写っていますが、こちらで湯量などを設定しております。自動湯はり機能が付いていますので、決められた湯量でお湯が止まります。その為「お湯を止め忘れてお風呂から水があふれた」という失敗は無いかと思います。
床についても、滑りにくく乾きやすい床材を使用していますので、浴室内マットなどは敷かず、このままご使用頂くようお願いしています。
ちなみに、お湯を沸かす行為についても、ガスではなく電気での湯沸かしとなっています。各居室の外には1部屋ごとの給湯器が付いており、夜間200Lの熱湯を作ります。それを1日かけて適温にして使用して頂く仕組みとなっています。
ですので、夏場など、「暑いから2回お湯溜めて入浴した」なんて事があると、場合によっては「湯切れ」を起こすことがありますので、ご注意いただきたいです。
今回はここまでにしておきましょう。
少しずつのご説明で申し訳ありませんが、じわりじわりとご案内も進んでおりますので、引き続きお付き合いくださいませ。
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サービス付き高齢者向け住宅
そんぽの家S国領
TEL:042-440-1850
ホーム長 吉澤 みゆき
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