サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケア そんぽの家S成城西ホームだより

24H看護
スタッフ
認知症ケア 寝たきり 全室個室 お看取り 病態食
対応
短期利用可 夜間たん吸引 リハビリ
強化ホーム
日中看護
スタッフ
ホスピス
プラン
ミニキッチン
付き
バス付き
ホームの日常

「たかがジャガイモ」の話

2021年1月28日

当ホーム『そんぽの家S喜多見』は世田谷区喜多見にあるサービス付き高齢者向け住宅。

お食事をホーム1Fにある食堂で召し上がることもできます。
また「昼・夜だけ」「今日は自分で作るけど、明日は食堂で」といった、一食単位でのご注文も可能です。

私も昼食は “愛妻弁当!” ではなく、皆様と同じものを食べています。

本日のメニューは “肉じゃが” !!
とても美味しくいただきましたが、「芋は戦時中にこればっかり食べていたから、もう食べたくない」と、ジャガイモだけ手付かずの方が…。

好き嫌いは誰にでもあることですが、ジャガイモは風邪予防にも良いらしいですよ!


ドイツのミュンヘンに2年半住んでいたことのある当ホームのあるスタッフから、ドイツでジャガイモが欠かせないのは「単に主食というだけではなく、豊富なビタミンCを摂って風邪をひかないように」ということなんだよと、ドイツ文化も交え教えてもらいました。
ちょっとご紹介(ちょっとじゃなく、長くなっちゃいました…)。


ドイツは早いと9月から吹雪、ふわふわな雪が積もり、そり遊びにスキーに、楽しくも寒い冬が始まります。
現地の方が言うには、ドイツの「ジャガイモの種類は300ほどある!」「その土地に合わせて育てるんだ」そうで、ジャガイモ料理も豊富!
(ネットで検索してもジャガイモの種類は300も出てはこないのですが、そこはご愛敬)

市場ではジャガイモがずらりと並び、「まず料理を決めろ!」と店員。
「そうじゃなくて、ストックしておきたい」と言うと「種類が多いんだから何を売れば良いかわからない」「料理を決めればこっちでジャガイモを選んでやる!」と…。

これもジャガイモ文化。半端ない。。


逆に “もやし” を毎週欠かさずに買っていたら大勢に囲まれ…。
「この人だ!みんな来て!」
「これをどう料理するのか教えてくれ!」

“炒める” はまだ受け入れてくれましたが、“ゆでる” は即座に却下。
ドイツ人は「いかに料理しないか」「いかにキッチンを汚さないか」が大事。
湯気が出る=湿気が出る=キッチンがカビる で却下。


今はドイツも新型コロナウィルスの影響でお店も学校も閉鎖。
夜9時から朝5時までは外出禁止。
家族に会いに行くのも禁止。
厳しい状況が続いているようです。
色々と文化の違いはありますが、新型コロナウィルスの収束を心から願い。。

で、とにかくドイツ人の風邪対策のジャガイモ。
たかがジャガイモ、されどジャガイモ。

来月のメニュー “バランス御膳“ にも、芋が入っています。
『さあにぎやかにいただく』

美味しくいただきましょう ♪♪

資料のダウンロード

お問い合わせ

お電話から
受付時間 9:00 〜18:00(年末年始を除く)