星のさいごメシインタビュー その1
2020年11月28日
第1回目の星のさいごメシインタビュー!
トップバッターはこちらの男性です。
お写真は天気がいいのでベランダで撮らせていただきました。
──よろしくお願いします!今までで食べた中で一番おいしかったもの、最後にもう一度食べたいものなどをテーマにお話をお伺いできればと思います
「そうだねぇ。ここのご飯はまず高齢者向けだからかもしれんけどちょっとおかずも軟らかめだね。僕は別に今のところ噛むのに困る事もないからもうちょっと歯ごたえがあってもいいかな」
──すいません…それはまた給食担当部門にもお伝えしますね
「さんまなんか骨が付いてても骨ごと食べれるようになってるし。個人的にはもうちょっと固くてもいいなかなぁ」
──なるほど。軟らかければいいってわけじゃないですよね。
「まぁ僕はなんでも食べるから。あ、でもしいて言えば汁粉がキライ。甘みが強いのがダメ。そういえば昔、兄貴に連れられて広小路にあった店に連れていかれて汁粉を食べたけど『…甘いなぁ』という感じだった。兄貴は知らなかったんだろうけどすごく甘くて、ダメだった。笑」
──キライだった方の話ですね。でもすごく甘いものって好みが分かれるものですね。
子供のころ好きだった食べ物とかはありますか?
「ウチは半農だったから食べ物に困るようなことはなかった。昔は白米が今より貴重で白飯に押した麦を入れたご飯をお弁当に持ってくる子がいた。でもウチは農家やってて僕の弁当のご飯は全部白飯だったんだ。だから隣のヤツの弁当のその押し麦の入ったご飯が少しうらやましく見えて、食べてみたかったな」
──なるほどー。隣の子は逆にこちらの白米だけのお弁当がうらやましく見えてたかもしれませんね
「そうかもしれんな。あとは…昔は今ほど流通ができていなかったから魚が少なかったかなぁ。雉とか鴨とかはおじいさんが猟師だったから取ってくると食べたけど。」
──キジなんて食べた事ないです。カモも今ならどっちかっていうと高級食材って感じですよ!
「まぁ普通に食べてたよ。ちょっと固かったかな」
──うーん、うらやましいですね。魚の方がごちそうだったんですかね。
「魚でもフナとかウナギなら取れたりしたんだ。ウナギはおじいさんやおじさんが朝方に捕って来たりすることもあった。ウナギは朝捕れるんだ。小学校に上がる前ぐらいの時だけど、朝に家でたらいにウナギが入っているのを見つけると僕はそれが食卓に出てくるまで何も食べなかったらしい」
──なるほど、ウナギがごちそうだったんですね!
「ウチでかば焼きにしてもらって食べたよ」
──面白いお話しありがとうございました!
テーマを決めて最初のインタビューでしたが、早速こちらが思っていたのとは違う方向に逸れたりもしました。でもとても楽しく話してくださって、伺ってみてよかったなとしみじみ思いました。キジ肉ってどんな味なんでしょう?今でいうジビエ?いつか食べてみたいものです…。
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