サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケア そんぽの家S壬生(みぶ)ホームだより

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嬉しいひととき

2019年10月26日

9月末に開設した『壬生文庫』
副ホーム長の長曽(ちょうそ)が自身の好みで選んだ本たちや
職員から提供いただいた猫ちゃんの写真集などを置いています。
そんな壬生文庫から、今月ご入居されたご利用者様とのエピソードを。

その方は、今月ご入居くださいました。
食堂を利用されず、ご自身の居室のキッチンで毎食調理をされます。
食堂を利用されないので、職員が1日1回安否確認にご訪問させていただいています。
たま~に事務所に来られ、「ご飯が炊けてないんです。」とお困り事をお伝えくださり、
都度職員が一緒に炊飯をやり直したり、お話をお聞きさせていただいています。
ご自身のペースで少しずつですが、ゆっくりとここでの生活に慣れてこられています。

普段、食堂に来られないので、壬生文庫の存在をご存じないと思い、
お困り事はないかな?とお伺いした際に「よろしければどうぞ~」と、ご紹介していました。

数日後・・・。

「この本読んでみてん。」と事務所に来られ、本をお見せくださいました。
壬生文庫の本じゃないですか!!
ご転居されてから楽しみを見つけていただく事を一緒に進めていた中で、
読書がお好きというお話はお聞きしていなかったので、
喜んでくださった笑顔に、私も嬉しくなりました。
「片付けるのはどこやったっけ?」とキョロキョロ。一緒に食堂へ。
「次はこれを読んでみよっ。」と1冊持ち帰られました。

少なからず「楽しみがない。」と感じておられた方が、楽しみを持ってくださったお助けになったと感じています。
今後も本を冊数を継続的に増やしていきます!!

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