【本の紹介②】死ぬ瞬間 死とその過程について
2021年1月7日
こんにちは!ケアコンダクターの伊藤です。
本の紹介、第2弾です(^^)/
今回、ご紹介するのは『死ぬ瞬間 死とその過程について』です。
そして、この本の紹介をしてくださるのは・・・
SOMPOケア 天下茶屋 居宅介護支援の北川ケアマネージャーです(^^)/
私は、利用者様がご逝去をされたとき、とってもつらい気持ちになります。
「もっとできることがあったんじゃなか。」と後悔することもあります。
この本は、四十数年にわたって数千人の人々の最後を看取ってきた
精神科医が著者となって、末期がんの方の心の動きやご家族の気持ち、
受容に至るまでの過程が書かれています。
私たちは障がいを持った方の苦しみのすべてをわかることはできません。
本人と同じ痛みを感じることもできません。
治療を行うこともできません。その方の苦しみを想像することしかできない。
ですが、ご本人の希望は想像するのではなく聞き取り理解することで、
穏やかに過ごせる時間をつくることができる、と思わせてくれた本でした。
著書の中に、「病院で打たれる延命用の注射よりは、この家で作ってもらえる
温かいスープのひとさじのほうが私にとってはすごい緩和剤になる」との言葉があります。
そのことを忘れずケアをしていければと、思っています。
密かに本の紹介のシリーズ化を企んでいたので、
今回だけで終わらず、今後も他の職員さんの
おすすめ本もご紹介していきたいと思います★
『そんぽの家S天下茶屋』
下記URLでも、紹介動画を見る事ができるので、ぜひご覧ください♪
https://youtu.be/0zwtLs-kfX0
