【介護予防体操】20220609
2022年6月9日
いつもホームだよりをご覧下さりありがとうございます。
6月9日(木)、介護予防体操が行われました。
いつものようにストレッチ運動で体をほぐし、ボール使った体操をした後に
有酸素運動で心拍数を上げて深呼吸をして終わりました。
車椅子をご使用のご利用者様の参加も含め
11名のご利用者様が介護予防体操に参加されました。
今回も皆様それぞれが痛みや辛さのない
ご自身で動かせる範囲内で無理なく腕や足を動かされていました。
介護予防体操ではストレッチ・筋力トレーニング(ストレングス)・有酸素運動の
3つのプログラムをバランスよく組み合わせる事が大切になっております。
5月17日は【運動不足が身体に及ぼす影響】 5月22日は【運動の分類】
5月27日は【運動効果について】についてお話ししましたが、
本日は【トレーニングの原則】についてお話しします。
トレーニングは体力や筋力向上のために行うものではありますが
体力には様々な要素を含んでおりそれぞれの体力要素を高める為の
トレーニング方法は異なっています。
1) 過負荷(かふか)の原則
日常生活で発揮しているよりも高い運動強度でトレーニングを行わないと
体力は増加しない。
2) 漸進性(ぜんしんせい)の原則
トレーニング量や強度は段階的に増加するべきで、急激に増加させてはならない。
3) 可逆性(かぎゃくせい)の原則
トレーニング効果は一朝一夕に得られるものではなく、長期にわたり続けていくことで
初めて目に見える効果を期待する事ができる。
4) 特異性(とくいせい)の原則
トレーニング効果はトレーニングをしたようにしか高まらない。
5) 自覚性(じかくせい)の原則
トレーニングを行う目的をよく理解して、行わなければ十分な効果が得られない事が多い。
6) 個人性(こじんせい)の原則
個人差に応じたトレーニングを行わなければならない。
7) 全面性(ぜんめんせい)の原則
可能な限り全ての体力要素を高めるトレーニングを実施しなければならない。
以上が【トレーニングの原則】でございます。
このようなトレーニング効果を知って頂く事は
介護予防体操を行う上で大切なポイントとなります。
これからも皆様のお声を参考に介護予防体操を行っていきたいと思っております。
まだ参加されたことのない方、今回は参加できなかった方も
是非とも次回奮ってご参加ください。
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