奈良の彩りを求めて
2019年12月3日
ご入居者様に先日奈良公園に紅葉を見に行った話をした所
「奈良公園に行ったのなら「依水園」には行かなかったのかい?」
と質問されました。
奈良に生まれ育ちましたが「依水園」については全く知りませんでした。
ご入居者様の勧めもあり休みの日を利用して行く事にしました。
「依水園」は国の名勝にも指定された日本庭園です。
江戸時代前期の庭園が始まりで、周りから隔絶された空間である「前園」
池の真ん中には鶴亀になぞらえた中島を築き、この写真からは見えない
ですが、池の周り要所要所に灯籠を配し煎茶を愉しむ為に作られたので
静かで水音さえ聞くことができ、まるで別世界にいるような感じがしました。
明治時代に大きく増築され東大寺の南大門や若草山を借景
として景観に取り入れた「後園」があります。
この時期には「ドウダンツツジ」の紅に自然を感じる事が出来て
前園から後園に出た時の圧巻の美しさには思わず息を呑みました。
奈良の中心にありながら喧騒を離れてのんびりと散策して来ました。
お勧めして下さったご入居者様に行ってきた話をすると、
「「依水園」は四季折々に様々な彩りがあるから何度でも行くといいよ」
と教えて下さいました。
三条桧町からは目の前にあるバス停から22系統県庁前行きの終点
「県庁前」から徒歩5分程で行く事が出来ます。
