花々が皆様をお出迎え。
2020年10月3日
おそらくどの介護施設でも玄関先などにプランターを置いて、
季節の花々を植えられているかと思います。きれいに咲き誇った花々にお出迎えされると、
気持ちが和やかになりますよね。当施設でも、写真のようにたくさんの花を植えて、
エントランスのスペースを文字通り華やかに彩っています。
ただ、気になるのはその手入れ。誰が行うかといえば、
一般的には介護スタッフということになり、日常の介護業務の傍らで、
水やりや雑草抜きなどを行うのですが、これがなかなかもって時間がとりにくいもの。
当番制を決めたりしても、介護業務を優先する中で抜けてしまいがちになったりして
気が付くとプランターの中で花々は残念な姿になっていたりします。
しかし私たちの施設では、このプランターの花々を「子供」のように
慈しみ、育ててくださる頼もしいヘルパーさんがいらっしゃいます。
その方のきめ細かい日々のお世話によってそんぽの家S神戸東垂水の「玄関」=顔は、
四季を通して、いつもきれいな花々で彩られています。
草花や自然を愛し、慈しむ気持ちは、介護=人を愛して慈しむ気持ちに通じる、
と誰かに言われたことがあります。
忙しい中でも、草花にも気を配り、お世話するヘルパーさんを見るにつけ、
「私も、家で花を育ててみようかな」と、
およそ出来そうにもないことをふと思った、今日この頃です。
