「ユマニチュード」というコミュニケーション技法 ご存じですか
2023年6月8日
6月に管理職向けのユマニチュード説明会(基本技術と効果)を受けました。「ユマニチュード」とは、「あなたのことを大切に思っている」と伝え絆を結び、どんな人にも ケアを届けるための技法です。
イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティという2人のフランス人によって作り上げられた、1979 年来の歴史を持つ、知覚・感情・言語による包括的なコミュニケーションに基づいたケア技法 であるそうです。
『ケアする人 』 を健康に問題を抱える人をケアする職業人 』 と定義目標として① 健康の回復、②機能維持、③最期まで寄り添う という3つのレベルとし、
「健康に害を及ぼさない」ことを絶対条件とするようです。
「見る」「話す」「触れる」「立つ」という4つの技法を用いて、「1. 出会いの準備 2. ケアの準備 3. 知覚の連結 4. 感情の固定 5. 再会の約束」
という5つのステップの流れのなかでケアを行います。
★どんな時も接する際は「しっかりと視線を合わせる」(見下ろすといった関わりはしない)★ケアを通して 軽く体に触れる、握手するなど、「尊厳を保つ」関わりを行う。
★援助を行うためであっても「腕を抑えるなどの行為は行わない」「身体拘束はしない」★大げさと思われるほどの「笑顔」で接する
★「会えてうれしいです」「また会いましょう」と笑顔で呼びかける
説明会を通して大切さを改めて実感しました。介護抵抗の強かった方がユマニチュード手法を用いることで別人のようにスムーズな気持ちの良い関りが出来ている動画に感銘を受けました。
さらに詳細に学びたい方、興味がある方は「ユマニチュード学会」のホームページを見てみて下さいとのことでした。
たとえ認知症を患っていても一人の人間であることをしっかりと感じ、尊厳を保って頂ける笑顔ある関わりをしていきたいと思います。ホーム内でもより良い認知症ケアが出来るようにしていきたいと思っております。
ホーム長 佐野
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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