サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケア そんぽの家Sひばりヶ丘北ホームだより

24H看護
スタッフ
認知症ケア 寝たきり 全室個室 お看取り 病態食
対応
短期利用可 夜間たん吸引 リハビリ
強化ホーム
日中看護
スタッフ
ホスピス
プラン
ミニキッチン
付き
バス付き
ホームの日常

火災発生 ?!

2024年7月29日

ご安心ください、訓練です。

今日はご入居者様にもご協力いただき、非常階段を使用しての避難訓練を実施しました。
火元は3階居室の想定で、(名誉の為に言っておきますと、空室を使用しています)全員の安否が一目でき構造も強固な食堂へ避難します。

シナリオは現実の想定に沿って、館内への緊急放送から始まります。
「ただいまより火災訓練を行います、、、」
職員がただちに各所へ配置につき、普段は施錠されている非常階段を開放、皆様を誘導していきます。

火災はあくまで想定ですが、階段を踏み外してしまったら現実の大事故になってしまいます。
慣れない階段での移動、慎重に進んでいただきます。

廊下であればスタスタと歩行される方も、階段を降りる際には一歩一歩確実に。
完全なバリアフリー建築となっているので、建物内で過ごす限りは階段の使用がありません。
段差を移動する感覚を思い出していただく為にも有用な訓練です。

無事にゴール!!
この扉も平時は事故防止の為に施錠しており、皆様に開けていただく機会は訓練時のみです。
堅牢な作りになっているので、実は結構重いんです、、、

有事の際は、消防隊の動線、延焼方向などの状況に応じて開放固定・遮蔽します。

おさない、かけない、しゃべらない、が避難の基本といいますが、
安全の為にお互い声をかけあい、必要に応じて手を差し伸べて、が時として重要です。
(ちなみに手を繋いだ状態で階段を昇り降りするのは、共倒れの危険があるので基本的には禁止です)
こちらでも一緒に行動されている方の足元を気遣われ、声をかけあって避難されています。
ひばりヶ丘北のご入居者様は本当に優しい方ばかり、というのが垣間見えますね。

居室から共有廊下、階段では若干ピリピリとした雰囲気もありましたが、避難場所となる食堂間近では緊張感も解けたようです。
このリラックスムードも、施設に対する信頼の証だと受け止めています。

1~3階まで、計16名の方がご参加くださり、安全が確認できるまで約10分39秒でした。
当施設は鉄筋コンクリート造であり、遮炎・遮煙構造となっているので、安全確保を最優先に考えても十分な余地があります。

災害は起きないに越したことはありませんが、天災を理由としたものなど避けられないこともあります。
予防、対策は十分に行い、さらに有事に備えることで、可能な限り損害を少なくすること。
また訓練に参加したことによって、有事に際して落ち着いて行動ができること、その自信をもつこと。
要した時間は僅かですが、得られたものはとても大きなものになったと思います。

今回の訓練においては、自身の力、若しくは少しの助けで避難できる方にご参加いただきました。

それでは例えば寝たきり度が高かったり、疾病の影響により自身で避難が難しい方はどうするのか??
基本的には各居室のベランダ、若しくは火災であれば火元から最も遠い共有部へ避難していただきます。
ひばりヶ丘北の前には幹線道路が走っており、また建物周囲には消防隊が展開できる余地が設けてあります。
もちろん避難誘導は職員が行いますが、全職員がご入居者様の状態や移動手段、居室の状態を把握しており最善の方法を実施します。

最後に反省点やポイント、評価を行い今回の訓練は終了となりました。

例年であれば屋外にて水消火器を使った訓練も行うのですが、昨今の酷暑から熱中症リスクが高く、危険と判断された為に今回は中止となりました。

ご参加くださいました皆様に、心より感謝いたします。

資料のダウンロード

※端数処理の関係で、費用に誤差が発生する場合がございます。ご了承ください。

お問い合わせ

介護に関するご相談、ホームご入居や在宅介護サービスご利用に関するお問い合わせはこちら。
お電話から
受付時間 9:00 〜18:00(年末年始を除く)