認知症ケア ~ユマニチュード~
2024年10月7日
度々の登場、失礼いたします。
ケアスタッフの大野です( ˘ω˘ )
自宅で介護をされている方や、介護に携わる方々のお役に立てたらと思い書かせていただきました。
少し長くなりましたが、お付き合いください(^^ゞ
突然ですが、私は以前は認知症ケアが非常に苦手でした。
どうすれば認知症のご利用者様に、穏やかに安心して過ごしていただけるだろうか?と感じていた頃、社内でとある研修に参加させていただきました。
それは・・・
【ユマニチュード】
という技法の研修でした。
この研修に参加してから、認知症という病気に対しての理解や、考え方が大きく変わりました。
ユマニチュードとはフランスで生み出された技法で、ケアを受ける人の尊厳を守り、安心していただく事や、「あなたを大切に思っています」という感情を伝えるための技法です。
具体的には
・見る
・触れる
・話す
・立つ
ユマニチュードでは、この4つの柱を活用し、5つのステップに沿ってケアを行っていきます。
今回は具体的な5つのステップに関しては割愛させていただきますので、ぜひ検索していただけますと幸いです(__)
介護の研修等に行けば、講師の方から上記の4つの柱のように「目線を合わせましょう」「落ち着いた声や表情で」「正面から話しかけましょう」などなど、さまざまな基礎となる考え方を学びます。
ただ表面的に「目線を合わせる」だけではなく、「どのような過程を経て目線を合わせるか」という、もう一歩踏み込んだところまで意識をしてケアを行います。
例えば・・・
「ケアを受け入れていただけず、ご利用者様に不快な思いをさせてしまう」
介護現場ではこういった場面に出会うことがあります。
それに対して、世の中の介護士は一生懸命、どのように声をかけたり接すると受け入れて下さるか、ということを考え、試行錯誤されています。
しかしその思いとは裏腹に、不快な思いをさせてしまうこともしばしば・・・。
・声をおかけする前に自分の存在に気付いていただく
・認識してもらえたら挨拶をする
・すぐに用件を話さない
・視線は同じ高さで
などなど、自分の行動をひとつひとつを切り取って考えていくと、数秒の動作の中にもたくさん気を付けることがあります。
はじめは慣れない事かもしれませんが、一度大げさなくらいに実践することをおすすめします。
ユマニチュードを取り入れることで全てがうまくいくわけではないですが、正しく、適切な活用ができればかなりの効果を実感できると思っています。
自宅で介護をされている方や、現場で悩まれている方がいらっしゃれば、ぜひ一度【ユマニチュード】検索してみてください!
これからも定期的に、実体験をもとに発信していけるよう、日々勉強してまいります。
ではまたお会いしましょう(^^ゞ
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
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