相模大野の日常「たたんでおって」
2019年6月17日
新緑の下、瑞々しい若鮎が川面に現れる季節となりました。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
今回は相模大野の日常をお送りさせて頂きます。
そんぽの家相模大野では古新聞を施設備品の消耗品として利用しております。
この古新聞、実は入居者様が折ってくださっているのです。
事の始まりは消耗品として職員が新聞を折っていると、一人の入居者様が「私もやりたい」とお申し出て下さったことからでした。
生活リハビリの一環になるかもしれないと思い新聞折りをお願いすると、それを見た他のご入居者様も一緒にやりたいとご参加されるようになりました。
こういった集いは余暇を楽しむものの一環と捉えることができ、お仕事を通じて
他の入居者様とお会いしてコミュニケーションの輪の開拓にも繋がっております。
腕と手の運動にもなり、終わった後にはおしゃべりをしながらお茶も飲まれるので
嚥下運動と脱水の予防にも通じております。
今ではお元気に生活するためには欠かせない日常生活の一つとなりました。
今では空いた時間ができると事務所まで新聞を取りに来てくださり、進んでお手伝いをしてくださるようになりました。
私たち職員もですが、他のご入居者様も大変助かっております。
これからもどうぞよろしくお願い致します
