入居者様への取り組み K様
2021年9月4日
いつも、ホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
本日は、当ホームで行なっている、様々な取り組みについてご案内いたします。
ご入居から数年経ち、加齢のため、寝ている事が多くなっていたK様。
ご自身での寝返りが難しくなり、褥瘡が出来かけた事もありました。
それでも、スタッフの連携と、日々の体位変換の援助で、治りましたが、また出来かけたりと、不安な状況は続きました。
そこで、弊社の理学療法士さんにアドバイスをいただき、体位交換のクッションを導入する事となりました。
出来る限り安楽な姿勢で寝ていただき、褥瘡予防にも効果的な体位を模索します。
もちろん、K様のお体の状態をきちんと考えた上での体位です。
K様、背中は少し丸くなっており、手を組むような拘縮が進んでいました。
そこで、大きなU字型のクッションを枕に取り入れ、頭(枕として)と両腕の下に入れました。
腕にはクッションを抱いていただきました。
円背気味の背中と、固まりつつある両腕が安楽になったと思われます。
また、下半身は、膝下に高めの平たいクッションを、ふくらはぎから足首までは膝下より低めのクッションを入れ、足に無理な力が入らないよう、また拘縮を予防する、安楽な体勢になりました。
上記は、仰臥位(仰向け)での体勢ですが、側臥位(横向き)の体勢も考慮しております。
K様、安楽な体勢でしょうか?
残念ながら返答はいただけませんが、褥瘡や拘縮はなくお過ごしいただけているので、私達の気づきや、取り組みなどの努力は報われていると思いたいです。
私達スタッフは、入居者様のお体が、より良い状態になる努力を続けます。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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