介護付きホーム（介護付有料老人ホーム）SOMPOケアラヴィーレ川崎ホームだより

ホームの日常

江戸を感じる、「柳川風」と「久寿餅」

2024年8月1日

いつもホーム便りをご覧いただきありがとうございます。
本日は、昼食に提供されました「柳川風定食」と、「江戸久寿餅」についてご紹介させて頂きます。
古来の「柳川丼」は、「どじょう」を卵で閉じたものが正式とのことですが、こちらのメニューは、「ごぼう」と「牛肉」を卵で閉じた、「柳川丼」アレンジの一品となっているため「柳川風」という名称になっております。
この「柳川風」ですが、本物とも一線を画する出来栄えとなっており、本物にはない、ごぼうの「シャキ、シャキ」とした食感が舌を楽しませ、しょうゆ、だし、みりん、砂糖などで味付けされたつゆが、卵と牛肉の甘い風味と混じりあうことで、ただの模倣ではなく、その上を行く高度な創作料理となっておりました。
さらに、食の終わりには、黒蜜ときな粉をまぶした柔らかい「久寿餅」が、和の甘味を持って私共の頬を緩ませてくれ、幸せの余韻が口の中に残る、大変嬉しい一品ともなっていました。
今回の献立のコンセプトには、「江戸」というキーワードが用いられており、「柳川丼」は、九州柳川に端を発するという説が有名ですが、実は現在の日本橋に居を構えていた、「柳川」という屋号を持つ料亭で創作され誕生したという説もあり、そちらを採用したものとなっています。
さらに、先程紹介した「久寿餅」も、かつて葛飾郡にあった江戸の景勝地「亀戸天神社」などにゆかりを持つ品となっており、「江戸久寿餅」という名前でこの料理が採用されたのも、納得の品となっております。
伝統を踏まえつつも、より一層進化し深みを増した、「柳川風」。「久寿餅」と共に、江戸からの風情を伝え、そして現在に生きる私たちの舌を大いに楽しませてくれます。
歴史を伝え、新たな味の高みを目指す料理の数々を、私たちのホームを訪れ、ご賞味ください。
皆様のご来訪を、様々なメニューと共に、お待ちしています。
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【子ども食堂】参加者募集のお知らせ
私たちの施設では、積極的に子ども食堂の開催を実施しております。
是非、地域の方々と笑顔を作れる会を共有し、地域社会のお役に立ちたいと考えておりますので、当施設の子供食堂にご興味を持たれた方がおられましたら、下記の問い合わせ先などを参考にして頂き、どうぞお気兼ねなくご一報をよろしくお願いいたします。皆様のご来訪を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

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