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ホームの日常

ちょっとジーンときた体験

2021年10月8日

皆さんこんにちは!!

ホーム長の佐々です。

以前、9月21日が世界アルツハイマーデーとの事を受け、9月が世界アルツハイマー月間という

記事を書かせて頂きました。

気になる方は・・・・

     ↓  ↓  ↓  
https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000262/message-detail/93288

その記事の中で、認知症の方とお話をしていて、ちょっと感動た体験を書かせて頂こうと思います。



今から約6年くらい前でしょうか、私が初めて管理者として着任したホーム(旧アミーユ)にて、

管理者の業務はもちろん初めてだったので、いろいろ失敗を重ね、職員さんとともに日々忙しい業務を

行っていました。

普段あまりストレスを感じない性格?体質なので、少しイライラする事が起こっても、家に帰って寝てしまえば

翌日にはすっきりし、イライラしていた事を忘れてしまうタイプのようで、翌日にはあまり引きずりませんし、

くよくよ悩んでいても仕方がない!! っと切り替えられる、とてもポジティブな性格と自負していましたが、

当時の私は、管理者歴2年目か3年目くらいだったかと思いますが、日々ご入居者様の体調や業務が目まぐるしく変化し

経験も浅い私は毎日がいっぱいいっぱいになっていました。


『毎日がいっぱいいっぱい・・・」
『こうしたいけれども、とにかく時間がない』
『思った仕事ができない』

少しずつですが、ネガティブな言葉、考えが表に出てきている自分・・・・

「仕事がキツイ・・・・」

そんな事を思いながら施設のエレベーターに乗り、【閉】のボタンを押し、扉が閉まり始めたその時。

扉の間から杖の先が「ガッ!!ガガッ!!」

扉は再び開き、ご入居者様が入ってこられました。

そのご入居者様は認知症状があり、ひどい時は杖で叩いたり、話しかけてもすぐに興奮してしまう

症状の重い方でした。

私は「こ・・こんにちわ(汗)」と、ちょっとびっくりしたと同時に、何も起こらないでほしい・・・

そう思ってしまっていました。

しかし、そのご入居者様はどんどん近づいてきて、私の肩に「トン」と手を乗せ、

「どうした?そんな疲れた顔して、仕事がキツイなら休んだ方がいいぞ? 無理はするなよ」と・・

沁みました。本当にその時はキツイ時期だったので、すごく沁みました。

それと同時に、認知症を理解していたつもりで、大して理解をしていなかった自分に気が付きました。

認知症だからと言って、精神的に不安定、怒りっぽい、症状はいろいろありますが、認知症からくるもので、

本当はすごく優しい方であったと。そして、その方は認知症になりたくてなったわけじゃない。

そう思ったのと同時に、もっともっと認知症の事を知らなくてはいけない。認知症の方の対応を学ばなければいけない。

そう強く思い、その日以降、外部の研修に参加して、認知症の勉強をたくさんしてきました。

認知症の方も普通の人。こちらが構えれば、相手も構える。

短期記憶障害などで、直近の記憶を留めておく事はできないかもしれないけれど、対人関係において(初めてお会いする方でも)

すべては第一印象から入ります。

相手が構えないような接し方等様々な工夫をすれば、普通の人と同じように接する事もできます。

長くなってしまいましたが、私が伝えたかった事は、
①『認知症の方でも普通の人、普通に接することができれば普通に返してくれる』
②『誰しも、認知症にはなりたくてなったわけじゃない』
③『自分が認知症になってしまった場合、どのように接してもらいたいか』

このご入居者様からはそう言った考えを学ばせて頂きました。


これから2025年問題が近づき、もっともっと身近になる認知症。

認知症の理解をもっと深めれば、みな穏やかに生活できると思っています。

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