接遇や高齢者虐待、スピーチロックについてのあれこれ・・・
2021年12月20日
SOMPOケアでは12月を『人間尊重月間』とし、接遇をより一層強化しています。
写真にあるように、同じ目的でも接し方が変われば善にも悪(虐待)にもなるのがこの『接遇』です。
高齢者虐待防止法では高齢者虐待の定義を以下のように定めています。
・身体的虐待 : 身体に外傷が生じ、または生じる恐れのある暴行を加えること。
・ネグレクト : 衰弱させるような著しい減食または長時間の放置、他の同居人による身体的、心理的、性的虐待行為を放置するなど養護を著しく怠ること。
・心理的虐待 : 著しい暴言または著しく拒絶的な対応その他著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
・性的虐待 : わいせつな行為をすること、またはさせること。
・経済的虐待 : 養護者や親族が該当者の財産を不当に処分することその他不当に財産上の利益を得ること。
これらは相手の価値を引き下げ、「人」としての尊厳を奪う最低の行為です。
また、福祉の世界には『スピーチロック』(別名:言葉の拘束)と呼ばれているものがあります。
相手を身体的、精神的に行動を抑制する言葉かけのことをいいます。
では、ここでひとつクイズです。
次の内『スピーチロック』にあたるものはどれでしょうか。
①「ここから動いちゃダメですよ」
②「危ないからひとりでやらないでくださいね」
③「ちょっと待っててください」
正解は・・・
全部です。
ついつい口をついて出てしまいそうな言葉ですが、
これらはすべて『スピーチロック』に該当します。
基本的に介護現場での言葉かけは「〇〇していただけますか?」「〇〇しませんか?」と、
判断を相手にゆだねるような言葉かけが推奨されています。
我々職員たちは言葉かけに気を付けながら、そして同時にどんな言葉かけがその方に合っているか、
模索しながら日々の業務を行っています。
ご来訪の際には、職員がどんな言葉かけを行っているか、ぜひそこにも注目してみてください。
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SOMPOケア そんぽの家調布多摩川
スタッフ 名取
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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