～コロナ禍でできること～ ホーム内レク書道
2021年1月29日
そんぽの家錦糸町では定期的に書道レクを行っています。
もともと書道がお好きだった方は、「待ってました!」と心待ちにされています。
早い時間から来てくださるので、楽しみにして下さってたんだなぁという気持ちが伝わってきます。
「以前のように書けなくなってるのでは…」という不安の気持ちから参加をためらう方もいらっしゃいますが、実際に書かれると、苦笑いしながらも晴れやかな表情が見られます。
書道レクを始めてから気がついたことです。
書道は座りっぱなしでも、無意識にでも(意識することで更に)リハビリ作用があるのです。
書道では、体のこんな部分が(良い意味で)刺激されます。
1. 指先・脳
2. 腕・肩回り
3. 背筋
指先と脳はつながっているそうです。
書くことは、細やかな指先の運動。指先から脳へと心地よい刺激が加わります。
書道は、お手本を見て臨書する(=まねて書く)行為そのものが、脳をフルに使います。脳を使うことは、認知症予防にも効果があることが認められています。
指先・手先だけではなく、大きな文字を書く時は腕や肩回りも使っているのです。
「さあ、書こう。」と気持ちが引き締まると、自然と背筋も伸びます。
足をしっかり床につければ、上半身のみならず全身通してリハビリになります。
「今、体のこういった部分を使っているんですよ。こんないい影響がありますよ。」
と、ご入居者さまにお伝えして、意識しながら取り組んでおります。
書道の時間が今後も、有意義な時間となりますように。
江東区有料老人ホーム
SOMPOケア そんぽの家錦糸町
ホーム長 富塚 克行
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