終活セミナー2日目
2019年12月10日
先月に引き続き、西部地域包括支援センターと共同で終活セミナーを開催しました。
今日は、グループワークもあるために向かい合ってのお席となっています。
前回は、終活とはどのような事があるのかを含めて広い範囲の話となりました。
今回は、主に人生の最終段階に関連する医療についてとご家族と話し合うために「自分でどんなことを大切にしているか」をカードゲームで考えてみる機会となりました。
急性期など治療をして改善の余地がある場合は、当然として医療機関で治療をします。
しかし、加齢やガンの末期など治療をしても改善が期待できない状況になった場合に「心臓が動いている=生きている」と言えるのか?の問題があります。
例えば、人生の価値は口からおいしい物を食べる喜びと考えている人が「胃ろう」や「経管栄養」になったらどうでしょうか。
現在では、口から食事が取れなくなった場合の対処方法はいろいろ取る事はできますが、必ず本人・家族にどうするか確認します。
イザという時にどうするか決断を迫られる事があるので、日頃から何かの流れで話し合えていると困りませんと言う話です。
途中、ホーム長の吉武からお看取りについての話をさせて頂きました。
お看取りは終活としては最終段階ですが、それでも医療とのかかわりや徐々にできなくなる事が増える事やその事による本人・家族等の精神的な苦悩など色々あります。
そして、今回の本題として「もしバナカード」を利用して「医療の事」「人とのかかわり」「宗教」など35枚のカードから自分が大切にしている事を最終的に3枚に絞り込みます。
これだけでも自分が最後を迎える時に、何を重要として考えるかわかるのですがなぜそれを選んだのかをグループワークで話し合って頂きます。
自分が選んだ内容を言葉にして説明する事で漠然とした思いがきちんと整理されます。
また、他の方が選んだ理由を聞く事で自分の事を振り返る事も出来ます。
特に4人でゲーム形式で行うと、「欲しかったカードが先にとられた」と言ったことも起きてきて同じカードを選んだ方と共感できたり違った理由で同じカードを選んでいたりといった事が起きてきます。
人の心は常に揺り動きます。
特に人生の最後をどのように迎えたいかについては、同じように考えているつもりでも変化してきます。
2回のセミナーを通して「終活は思いついた時がはじめ時、その時の気持ちに従って更新していくもの」ということを伝えられたのではないでしょうか。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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