介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア そんぽの家 三鷹新川ホームだより

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薬の点検の重要性

2021年5月16日

いつもホーム便りをご覧頂きありがとうございます。
上席ホーム長の高比良です。

前回は、問題解決の手法について簡単に振れましたが、本日は薬の点検についてお話させて頂きます。

高齢者に困りごとが発生した際になぜ薬を点検するのか。

皆様は「ポリファーマシー」という言葉を聞いたことはあります?
「ポリファーマシー」とは、「多くの薬」ということですが、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象を起こす事や飲み間違いや残薬発生する事などの意味もあります。

多くの薬を服用する事は決して悪いことではありませんが、多くの薬を飲むことで副作用などの有害事象を起こす可能性が上がる事も事実となります。とくに、高齢者になると、多くの薬を併用する(多剤併用)ことが多くなります。

そして、高齢になると腎機能が低下するため思わぬ薬の効果が出たり、薬の影響を強く受けやすい傾向にもあります。
(福祉先進国デンマークの調査では、入院している65歳以上の人で、入院の原因が薬であった人は約30%に達していたそうです)
よって、高齢者の場合、薬の影響によって問題行動を起こす事がよくある為に問題解決を行う際にはまず薬の点検から始める事になります。

薬の開始時期、増減した時期、中止時期と問題が起こった時期は一致していないか?
薬の効果発現時間帯と問題発生の時間帯は一致していないか? など。
原因となっていそうな薬の特定ができたら、その薬を中止、減量をして問題行動が良くなっていくのか観察をしていきます。

実際に、認知症の進行を抑える薬を中止した途端に、今までの暴力行為が治まったり食欲低下が改善したり、胃薬を中止した途端に興奮状態が治まったり、入居前のご自宅では薬を良く飲み忘れていたが入居後はスタッフの援助により、しっかり飲むようになったことで薬の作用(副作用)が強く出現したといった事例をよく経験します。

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