高齢者の困りごとが発生した際の解決の手法
2021年5月15日
いつもホーム便りをご覧頂きありがとうございます。
上席ホーム長の高比良です。
本日は問題解決の手法についてお話させて頂きます。
高齢の方には、転倒、食欲低下、徘徊、不穏、興奮状態など様々な問題が起こります。
こういった問題が起きた場合は、ただ耐えるのではなく、諦めるのでもなく、
何が原因で引き金となっているのか、問題を特定として解決していく必要があります。
ポイントしては、
①薬の影響、②身体的疾患の影響、③精神的疾患の影響、④環境的影響、⑤心理的影響の順番に確認をしていき、引き金を特定し対策を講じます。
SOMPOケアではPROMという手法を用いてこのような解決を図っていきます。
その際、その問題が起こり始めた時期からを考え始め、引き金を特定する事が重要です。
引き金は老化や疾患による影響、認知症による影響、様々な要因が合わさっている事もありますが、
実は日頃内服している薬の影響や環境面が大きな原因で起こっているという事も良くあります。
そのため①～⑤を順番にひとつひとつを点検⇒対策を実行⇒評価するというプロセスと日頃からの観察が大事となります。
徘徊=認知症が原因ではなく、薬の影響で徘徊をしてしまっているという事も実際にはあったりするのです。
次回は、ポイントの一つである「薬の影響」についてお話させて頂きたいと思います。
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介護付き(有料老人)ホーム
SOMPOケア そんぽの家三鷹新川
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