ケントスコーヒー㏌喫茶カモノミヤ
2020年10月31日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
今回のホームだよりは、久しぶりに開催できたアクティビティについてご紹介します。
「先日、ご入居者様の息子様が営まれている、コーヒー屋さん(神奈川県小田原市緑町にある“ケントスコーヒー”)をお招きし、移動喫茶を開店しました。3階の眺めの良い談話室を、スカイラウンジと称し、、、ジャズが流れ、自家焙煎珈琲のいい香りが漂う、純喫茶の様な空間でした。久しぶりのアクティビティということで、開店と同時に来客(入居者様)をお出迎えしたのは、入居者様のK様とW様のウエイトレス。お二人に、当日のウエイトレスをお願いしたところ、快く引き受けて下さり、「たくさん歩けるように体力づくりをします!」と日課となっている散歩を強化してみたり、「何を着ようかしら?」と衣装選びをしてみたりと、楽しみながら準備をしてくださっていました。当日になると、「いらっしゃいませ。何になさいますか?」と、しっかり定員になりきり、仕舞いには、「杖を使わずに、たくさん歩くことができました。楽しかった。また、機会があったら是非やらせてください。」と、達成感の喜びや、次への期待のお声をくださいました。お客様である入居者様からも、また、マスターからも「楽しかった。また、やりましょう!」と、仰っていただけました。
私達スタッフが開催してお招きし、コーヒーをお召し上がりいただくだけでも楽しめるとは思いますが、入居者様が主体的に参加しているとはいえないかもしれません。私たちが、目指しているのは、、、入居者様ご自身達が何らかの役割を持ち、ご自身が必要とされていることや、関心を持ってもらえる存在であることを感じながら生活をしていただくことです。そのためには、私たち職員も単に介助者としてではなく、入居者様の間に溶け込んで、一緒に楽しむことが大切だと思います。今回のアクティビティには、とても大きな可能性を感じました。改めて、楽しむために目標を立てたり、何らかの社会的役割を持つことの重要性を実感することができました。今後は定期開催を予定しておりますが、地域により開かれたホームを目指して、入居者様と一緒に大切に育てていきたいと思います」。
「ケントスコーヒーin喫茶カモノミヤ」を、地域に開かれた、皆様との交流の場に育てたいと思います。引き続き「そんぽの家鴨宮」を宜しくお願い致します。
