「Withコロナ」という「ふつうの生活」
2020年5月23日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
今回のホームだよりも介護職員の声をお届けしたいと思います。
私はそんぽの家鴨宮に入職して12年になります。
これまで東日本大震災など様々なことがありましたが、今年のコロナウイルス感染症はこれまでにない生活を入居者様や私たち職員に(国民全体に)強いています。
入居者様はご家族様との面会やホームからの外出を制限され、アクティビティでお楽しみいただくことも少なくなりました。普段は入居者様に共有部フロアへお集まりいただき、体操やカラオケなどを行っておりましたが、コロナウイルスが世の中に広まり、3密を避けるために外に日光浴に行くのが唯一の楽しみになっております。外の風にあたり「気持ちいい」とおっしゃる入居者様もおりますが、正直言って物足りないと思います。ある入居者様に、何処か行きたいところはないかと尋ねたところ、野球観戦したいと言われておりました。私も野球が好きで今年も観に行きたかったのですが、コロナの事があり、野球は開幕しておらず残念な思いでおります。入居者様も私もですが、日々の生活の中でかなりストレスが溜まっていると思います。何か美味しいものを食べながら大きな声で応援し、時には少々ヤジをとばして(!)野球観戦できる日が来ることを願っております。早く入居者様と野球観戦できるといいなと心底思う今日この頃です。
緊急事態宣言は解除されつつありますが、私たちはこれから、新たな日常生活をつくる必要があると思います。今後も継続的な感染予防を行いながら、入居者様と一緒に「Withコロナ」という「ふつうの生活」をより良いものにするよう努め、その生活を支えてまいります。
