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認知症による行動障害の原因がわかるHECTアプローチ

2021年9月19日

認知症による行動障害の原因がわかる実践HECT(ヘクト)アプローチ
そんぽの家では認知症による行動障害がみられる方について、HECTアプローチの取り組みを行っています。

介護の現場ではしばしば「帰宅願望の強い高齢者に対してどうのように対処するか」尋ねると、「話を聞く」「他のことをして気をそらす」と回答されます。
これでは、その場しのぎの対処法となってしまいます。

認知症高齢者の介護には、ある一定の考え方の下に一つの方法を実践し、その結果を検証して次の方法につなげていくことが必要です。
認知症高齢者に限らず、人間の行動には必ずそれなりの理由があり、その理由を見つけることこそ問題解決の近道になります。

そこで分析を行うために必要なツール(道具)としてHECTアプローチがあります。
なぜその方が、このような行動をとるのかが理解できれば、多くの場合、その対処方法は明らかとなり、介護する側のストレスも大幅に減少するでしょう。

HECTアプローチは認知症高齢者の行動障害の原因をアセスメントし、それを解決する方法を見つけだす手助けとなり、高齢者一人ひとりの介護計画の立案に役立つものです。
まずはHECTの項目を用いて、行動障害の引き金を推測します。

HECTの項目とは

1)H…Health(健康)
2)E…Environment(環境)
3)C…Communication(コミュニケーション)
4)T…Task(作業)

HECTアプローチの流れ
①行動障害を特定する
②解決のための期限を設ける
③情報を収集する
④行動障害を記述する(行動障害チャートの実践)
⑤行動障害を引き起こしている可能性がある引き金を特定する
⑥到達点を設ける
⑦戦略を立てる
⑧ケアプランに方針を記述する
⑨立てた方針を実行する
⑩結果を評価する

簡単ですが取り組みの一つをご紹介させて頂きました。
認知症介護でお悩みの方がおられましたら、一度そんぽの家にご相談ください。
地域の相談窓口として、ぜひご一緒に考えてみたいと思います!

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