ACP×オンラインイベント ~ 強みを活かすこと① ~
2021年9月30日
ホーム長の渡邊です。
「そんぽの家柴又ホームだより」をご覧いただき誠にありがとうございます。
9月は様々なコラボレーション、地域連携により利用者様、スタッフ、ホーム全体にとって
新たな気づきや成長が感じられた月でした。
8月31日 そんぽの家柴又にて学生団体とのオンライン交流イベントを行いました。
☆ そんぽの家柴又 × 【CORUNUM】(学生団体)☆
『オンラインで繋がる多世代コミュニケーション!』
小学生~大学生の戦争を体験していない世代へ、そんぽの家に住まわれる
高齢者から直に戦前戦後の体験を伝えていくイベントです。
小学生から大学生まで10名以上の若い世代の方がオンラインで参加をしてくれました!
実はそんぽの家柴又からどのような方にお話を頂こうか悩みました。
そんなときにスタッフから推薦があったご入居者様。
ご自宅での生活が難しくなり、そんぽの家柴又に入居されましたが
様々な理由からリハビリを行う意欲が湧かず、
「充分生きた。このまま死んでいきます。」と
漏らされていらっしゃっていた方です。
この方は戦前戦後を葛飾区で生活され、
戦後はかつては公共交通の要であった路面電車「都電」の変電所に勤められており、
今では聞くことのできないかつての東京・葛飾の変遷を生で見てこられました。
とても話がリアルで面白いんです!
是非若い世代に聞いてもらいたい!と思いお誘いをしました。
「なにもできないけど、話すだけならいいですよ。
寝たきりで何もできないけど、これまでの経験が若い人たちの
お役に立てるなら…」
と参加を頂きました。
イベントでは、電車好きの小学生が食い入るように話を聞いていたのが印象的で、
最後にご入居者様から若い世代へ
「もっと高齢者の話をきいてほしい!」とおっしゃってくださいました
このイベント後、ACPとして今後のご本人様の希望を伺いました。
「少しリハビリも必要かなと思っていた。。。」と、機能訓練を開始することになりました。
強みを活かしたイベントを通じてこれからの「意欲」に繋がった取組になりました。
~ 強みを活かすこと② ~ に続く
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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