そんぽの家仙台岩切 定期便 一期一会 ～出会いに感謝～
2019年12月1日
今月も皆さまから頂戴いたしました、ご意見・ご要望やそんぽの家仙台岩切からのご報告を行わせて頂きます。サービスの質向上と、よりよい生活の実現の為、努力してまいりますので、ご指導ご鞭撻を頂戴できますよう、何卒よろしくお願いいたします。
1.お客様より頂戴したご意見・御要望について
①「塩釜神社にお参りに行きたい」(ご入居様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。お参りの外出援助を予定いたしましたが、当日、ご本人様が外出をご遠慮されましたので、外出は行えませんでした。これからも日々の生活の楽しみについて、お手伝いを行ってまいります。何卒よろしくお願いいたします。
②「平皿の器だと、食べ物をすくいにくいので、おかずをおわん型の食器に入れて、配膳してほしい。」(ご入居者様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。入居者様にとって食べやすい食器は、日常生活において必要不可欠な道具だと考えております。食べやすい食器や、食べやすい食事形態など、お食事の援助を継続してまいります。これからもよろしくお願いいたします。
③「以前食べた出前のラーメンを食べたい」(ご入居者様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。以前出前を頼んで食べていただいたラーメン屋さんに電話し、再度出前でラーメンを食べていただきました。外食が難しいお客様でも、出前なども含めてお食事の楽しみをお手伝いしてまいりたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。
2.そんぽの家仙台岩切からご報告
日常生活における事故発生状況について
2019年11月の事故発生状況をご報告いたします。
●転倒・転落・ずり落ち事故 4件 ●薬関係 4件 ●その他 15件
発生してしまった事故に対して、対策の実施を行なっております。
① 転倒・転落事故予防の対応を行っております。
体調不良がみられているお客様が、ご自身でトイレに行こうとされた際、転んでしまった事故が発生しました。事故再発防止の為、お客様の体調不良の改善の為の病院受診、転倒を防ぐための環境を創るため、居室の環境整備を実施しました。何卒宜しくお願い致します。
その他、発生してしまった事故に対して再発防止のための対応を行なっております。何卒宜しくお願いいたします。
そんぽの家仙台岩切ケアの取組 「QOLの向上から幻覚症状を改善する」
入居者様の生活をお手伝いさせていただくにあたって、「Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」という考え方を大切にしています。私たちの援助を見直し、入居者様の生活の質を高めることで、多くのお客様の喜びに繋がっていくと考えています。入居者様の中で、幻覚症状に苦しんでおられるお客様もいらっしゃいます。私たちの援助を見直し、入居者様の生活の質を高めることで、幻覚症状を改善できるのではないかと考えております。入居者様の生活の質を高めることで、幻覚症状を改善することを目的とし、継続して援助の見直しを行ってまいります。
今月は、
① 幻覚症状が「環境が暗すぎて認識できないことはないか、はっきりと見ることができる十分な明るさがあるか」
② 幻覚症状が「環境が暑すぎたり、寒すぎたりすることと関係していないか」
③ 幻覚症状が「室内の造りや装飾、家具などによって混乱が生じて、幻覚と関係していないか」
④ 幻覚症状が「環境から思い出される嫌な記憶と関係していないか」
について検討を行ないました。
具体的には、
① 自然の光を居室内に取り入れられるよう、カーテンの開け閉めについて援助を検討しました。また、夜間の照明の強さに配慮をしました。
② 建物の中の温度の設定を見直しました。本人様が適温と感じられる衣類を着てもらえるよう援助を見直しました。
③ 変化の少ない環境を提供できるよう、援助を見直しました。また、慣れ親しんだ家具などを置いて、混乱を予防できるよう援助を見直しました。
④ お客様にとっての過去の苦い経験を理解できるよう、生活歴についてお話を伺いました。また、嫌な記憶を思い出させるような環境をなくすよう援助を見直しました。
これからも援助の見直しを行い、入居者様に安心して、気持ちよく過ごしてもらえるよう、取組を継続してまいります。
何卒宜しくお願い致します。
