お宅訪問２
2020年3月21日
ご入居者様のお部屋訪問シリーズ?です。
「何が一番思い入れがある品物ですか?」
そうご質問させて頂いた際に、真っ先に選ばれたのが写真のお机でした。
「これ、良く言えば年季が入っているでしょ。悪くいうときたないね」笑いながらそう答えて頂きました。
この職人さんが使っているような、年季の入った木製の机はご自宅で実際に作業机として使用されていた愛着のあるものなので、ご入居の際にご持参して頂いたようです。
今でも、ここでお手紙や日記なども時間がある時に書かれているそうです。
お部屋の中に自分の思い入れのあるものが一つでもあれば、それだけでも安心感がでるのではないかと思います。
物に詰まった思い出は、その方のお部屋の雰囲気になるのだと思います。
「雰」という文字自体が「様子」「感じ」を表しているとのこと。物が持つ雰囲気は、長年使用している方の形象が入っているのだと思います。
そういう「気配」がそのお部屋自体の雰囲気になっているのではないかとも思います。
今後ともそんぽの家成城南をよろしくお願い致します。
