介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア そんぽの家 堺浜寺ホームだより

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☆【おいしく食べる】を追求し、【元気を生む】☆

2019年10月13日

そんぽの家 堺浜寺 谷口と申します。

今回はSOMPOケアグループの行動指針について一部ご紹介させていただきます。

行動指針2
【私たちは、「おいしく食べる」を追求し、「元気を生む」を支援します】

ご利用者様の中には、咀嚼能力や嚥下能力に少し問題があり、
特別な加工を施した普通の食事より柔らかい【ソフト食】という食事を召し上がられている方もおられます。

しかし、食事量が毎食2割程度しか食べておられず、
何故、食事を食べていただけないのかご本人様にお話をうかがったところ、
「味は美味しいけど、みんなと同じ普通の食事を食べたい」「今の食事は歯ごたえがない」と言われ、結果としては普通食を食べたいとご要望頂きました。

ご利用者様の希望を叶えたいと思いST(言語聴覚士)に相談をかけました。

まずは、普段の本人様の状況・服用している薬や病歴等の情報共有を行い検査を実施していただきました。

ご本人様の現在の能力評価や今後のケア方法についてもアドバイスを頂きます。

結果 現状では覚醒状態や咀嚼能力(噛む動作)に問題があり、食事形態においては現状維持が望ましいと評価いただきました。しかし、咀嚼については日ごろのケアで改善が望まれるとアドバイスをいただき「くるりーなブラシ」という物を紹介していただきました。
このブラシで口腔内に刺激を与えることにより、咀嚼能力は上がる可能性があると教えていただき、さっそく翌日から職員全員に周知を実施し「くるりーなブラシ」による口腔内のケアが開始となりました。

3か月程継続してケアを行った後に再度STに来訪していただき能力評価を依頼。
すると、咀嚼能力が改善されておられ普通の食事を食べても大丈夫と評価をされ、食事形態変更が可能となりました。

ご本人も大変喜んでおられ、普通食に変更となった今では食事量が6割程度に上がり、
ご本人様・ご家族様も満足されております。

会社で掲げている行動指針があり、今回はその指針に向かって【そんぽの家堺浜寺】の職員だけでなくSOMPOケアグループの職員が一丸となって取り組むことができたからこそ、今回のような良い結果となったことを嬉しく感じました。

今後も食事にお困りの利用者様のご要望をお聞きし、毎日の食事を楽しみにしていただける環境づくりや、食事を楽しく摂取していただく事でで元気を生んでいただけるよう、職員一同日々努力しております。

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