☆安心して美味しく食べる為に！☆
2019年8月11日
こんにちは、
そんぽの家堺浜寺の谷口と申します。
施設ではご利用者様それぞれの摂食・嚥下状態により普通の食事以外にも、柔らかく加工した食事やなめらかなムース状の食事等、様々な食事形態を提供させていただいております。
日々の楽しみとなる【食事】ですが、人それぞれ不安な事や困っている事があります。
・「病気で体調が悪くなり一時的に体力が低下して柔らかい食事を頼んでいたけど、やっぱり普通食を食べたい!!今の嚥下状態で普通食に戻して大丈夫かしら?」
・「普通食を食べているが、最近むせる事が多くなってきて辛い、何かいい方法はないか?」
そんな困りごとを解決すべく本社より言語聴覚士(ST)さんに訪問いただきました。
言語聴覚士(ST)
:話す・聞く・食ベるのスペシャリスト!
ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係しています、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士は言葉によるコミュニケーションに問題がある方・摂食・嚥下に問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職。
今回は【食べる】に焦点をあて、食べる事にお悩みをお持ちのご入居者様を対象とさせていただきました。
・歯並びや歯の健康状態の確認、舌の動き方や口腔内の状況確認。
・ご自身の口の中のどの部分に歯があり、また歯が無い部分の認識が有るかのヒアリングを実施。
・聴診器で飲込み時の音を確認。
今までは柔らかい食事を食べられておりましたが、
普通食(一口大)でも変更可能となった方もおられ大変喜ばれておりました。
もちろん検査したからと言って誤嚥がおきないわけではないのですが我々職員一同は出来るだけリスクをさけ、ご利用者様に安心して美味しく楽しい食事をしていただける環境作りに努めております。
