よりよい食事にしたい!
2021年12月17日
先日、不顕性肺炎にてご入居者様が入院されました。
この肺炎はむせこまなかったり呼吸苦が起こらないことが多く
誤嚥のサインに気づくことが難しいものです。
無事に完治され戻られたのですが、嚥下力の低下がみられました。
身体機能も低下。立位も難しく、活気も下がっておりました。
食事はベッド上にて横向きで行わなければならないほど
飲み込みの悪い状態でした。
そこであきらめないのがそんぽの家 東静岡。
日々の援助で嚥下状態を確認し、
生活リハビリを取り入れながらゆっくりと向上を目指しました。
退院から1か月半の現在、
食事は車椅子に戻り、お元気な際は、
食事形態は落ちたままであるものの、
自力摂取もされるまでに回復されました。
排泄も立位をとりトイレに戻ることができました。
けれどこれで満足しないのがそんぽの家 東静岡。
「食事を戻せるのではないか」
こう職員が提案をしてきました。
目標達成のため、早速訪問歯科へ嚥下検査を依頼しました。
様々な食事を準備し試みました。
ソフト食、ムース食、ピューレ食事、そしてゼリー食。
訪問歯科様が一生懸命に対応してくださり、
意思疎通が困難でも何度も声掛けをして試してくださって、
その熱意と想いに感動しました。
結果として食事形態を上げることは無理でした。
けれど諦めないで実施したからこそ分かった結果。
そんぽの家 東静岡はご入居者様の個別性を大事に
日々の生活のお手伝いをさせていただいております。
ご入居者様がこの先も少しでもQOLを高く、
楽しめて、安全で、おいしい食生活を送れるよう
頑張り続けていこうと思います。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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