職員の想い
2021年12月14日
副ホーム長の相原です。
SOMPOケアはご入居者様の個別性を
大事に日々のお手伝いをしております。
とある日、職員から私に要望が届きました。
食事の形態に困っている方に対するものでした。
「今の食形態だと食事が食べられなくなる」
「食事量が減少したら生活の様々な面に影響が出る」
当施設の職員は多くのことを自分たちで解決できる力を持っており
管理者への深刻な相談は多くはありません。
けれど、この時は違いました。
二日続けて別々の職員から届いたのです。
さあ、私の出番です。
援助内容を変更する際に大事なのは
ご本人様、ご家族様、そして私達との合意です。
医療が必要な際は医師との合意も必要です。
早速ご家族様と話し合い、まずはお試しでの食事変更となりました。
そして、一番重要なのがご本人様の意思です。
食事のお試し初日。
食事を召し上がられる。
ドキドキ。
「…おいしい!」
こうおっしゃってくださいました。
お試しの一週間、確実に食事量の向上が見えました。
体重増加も見られ、アルブミン値の向上も期待してしまいます。
結果、食形態を変更することに決定しました!
お試し期間中に職員から集めた食事チェック表がこちらです。
たくさんの情報が書かれていました。
「皆が本当に悩んでいたのか…」
管理者として対応が遅れたことへの反省と、
対応により皆が納得できる結果へ結びついたことに
喜びを感じました。
そして、この紙に書き込まれた職員の想い。
「なんて誇らしい仲間たちなんだろうか」
私達「そんぽの家 東静岡」は
今日も変わらず個別性を大事に
お手伝いをさせていただいております。
