身体拘束廃止委員会
2020年7月31日
先日ホームの中で身体拘束をしない為の委員会を開催しました。
3ヶ月に1度実施しています身体拘束廃止委員会。
ご入居者様の自由を奪わない為に、虐待をなくすために定期的に行っています。
身体拘束の中でも、『拘束しているつもりじゃなかったのに結果拘束と見なされる』
ケースがあります。
こういったケースをなくすためには正しい知識を持っておくこと、そして定期的に
話し合いを行うことが意図しない拘束をなくすには重要です。
↓意図しない拘束の例↓
【薬が過剰に効きすぎていて行動制限がかかった】
精神安定剤などを使用しているご入居者様などに起こり得る拘束で、
日々の観察やカンファレンス時に取り上げ情報共有することが大切です。
【ベッドからご自身で降りられないようにベッドを柵で囲む】
完全に囲んでいなくても、環境を整えると降りることが出来るのにしていなかった場合も
身体拘束となります。
ご入居者様の動作の確認や補助具の適切な使用を実施していくことが大切です。
新人職員には少し難しい内容ですが、繰り返し伝えていくことで力強い
協力者になってもらえると思いますのでこれからも身体拘束委員会を
しっかりと継続していきたいと思います。
