看取り介護
2020年5月30日
今月は、ラヴィーレ六甲で3名のご入居者様が施設で最期を迎えられました。
介護をしている私たちは、この様な場面に出会うと、
「私たちのケアは、これで良かったのか?」
「私たちにもっとできることがあったのではないか?」
という思いを巡らせることがもあります。
「長い人生をどうより良く生きていくか?」
これは誰にとっても生きていく上で大きなテーマです。
特に人生の後半に差し掛かると、様々な病気や障がいを患い、
より良く生きていくことを考える事が、少し難しくなることがあります。
「どの様な最期を迎えるか?」ではなく「最期までどう生きていくか?」
この様に、一緒に考えていくことが介護の大きな役割だと考えています。
ご本人に、家族や施設職員など周囲の想いを押し付けるのではなく、
最終的に「ご本人の望むこと」に周囲が寄り添っていけることが一番だと私たちは考えます。
皆さん、自分の大切な人が、今、何を望んでいるか ご存じでしょうか?
人生の最期は、何処で過ごしたい?
最期の晩餐は、何を食べたい?
最期を迎えるまでに、何をしてみたい? 誰に会いたい?
お元気な時から、前もって話をして、このようなことを聞いておくことができれば、
人生最期の時を迎えられた時、
自分の大切な方々に、「より良く生きてもらう」お手伝いがしやすくなると思います、
私たちが出会う、「看取り介護」は、
いつも「介護の仕事の大切さ」を知る機会となっています。
その人らしい人生を、その人らしく 送っていただきたいと考えて
サービスを提供させて頂きます。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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