介護道中膝栗毛
2022年11月20日
皆様お久しぶりです!
ケアスタッフ政田です。更新間隔が空いてしまい、申し訳ありませんでした。
この失態はいつか特別読み切りデラックススペシャル号記載で…えっ、読みたくない…そうですか…。
その四 クリーンスタッフОさん
クリーンスタッフのОさんはとてもお洒落できれい好き。クリーンワークのバックヤードはОさんによって保たれているとの噂もあるくらいです。
そんなОさんですが、実はフィジカル能力もかなり高く、若い頃は「ジャンプ」(高跳び)の選手だったとのこと。最高記録はなんと1m40㎝。すごいですね。これなら少々高い所に汚れがあっても大丈夫そうです。
しかし、筆者はОさんと言えば、その特徴的な髪形にあると思っています。まるで宝塚男役のようなショートリーゼントヘアー。ご本人は「ちょっとなでつけているだけよ」と謙遜されていますが、男性のご利用者様からもかっこいいと言われていました。お洒落ですね。
そんなОさんには主にラヴィーレ六甲の廊下や洗濯室で会えます。
その五 パンダのたからもの
パンダの宝物って?まさか「笹」?と思った方、違います。あっ、そういえば去年ニュースでやっていた!確か双子の赤ちゃんパンダが生まれたんだよね。そっか、確かに子どもは宝物だわ!と思われた優しいお母さん達、ひねりすぎです。
実はこれ、話すことに障害がある人の発語のリハビリ、その発音訓練で効果的な音を集めたものなんです。つまり「パ」と「タ」と「カ」と「ラ」の音を「パパパパパ～」といった風に続けて発声すれば、口や舌の動きを良くする良い口腔リハビリになるという訳です。内訳は「パ」は唇の開閉訓練に効果があり、「タ」は舌の中央が動き、「カ」は舌の奥、「ラ」は舌の先を動かします。その語の覚え方が「パんだのタカラもの」でした。これが正解。
この他にも上あごの奥の筋肉を動かすのに「あー」という発音も良いそうです。話すためのリハビリは実は食べるためのリハビリにもなるのです。口や舌のマッサージ、大声で歌を歌うことも効果的ですが、毎日のうがい、歯磨きだとか、単に笑うといった日常でしているようなことが非常に大事なんだとか。もちろんそれには笑顔になってもらえるような周りの雰囲気づくりも必要ですね。そりゃあ笑って元気に食事がとれれば、人ともっと話したくなりますよね。うーん、口腔ケアって奥が深いですね。
ラヴィーレ六甲でも口腔体操をやっております。是非、ご参加を!
