ホーム長のつぶやき ～ご入居者さまからの学び～
2019年5月5日
“いつも笑顔で元気ハツラツ ホーム長の近藤千恵です”
ホームだよりをご覧くださり ありがとうございます。
ご入居者とお話をするとたくさんの学びをいただきます。
若いころはお仕事一筋だったという男性入居者とのお話
スタッフがオムツ等を捨てる時に新聞紙に包んで捨てるのですが、
1日分を1枚づつにして折りたたむ作業を喜んで引き受けて下さる方がいらっしゃいます。
お部屋で作業をして下さり、事務所に持ってきてくれます。
スタッフが
「いつもありがとうございます。とても助かりますよ 」
と声をかけると「こちらこそ やることを見つけてくれてうれしいよ」
と笑顔で答えてくれます。
コーヒーを入れて差し上げながら、少しお話をしますと、
「僕はね、どうせ生きるなら、楽しみに生きたいんです。
泣いても1日 笑っても1日 同じ人生なら笑って楽しく
最後の1日までそうやって生きたいと思ってるんですよ」
ご長寿の方の様々な人生経験から出てくるからこその
深く 重い言葉。
同じ1日なら、自分が楽しく生きる努力をしなければ、
ホームのスタッフもご入居者さまも
楽しくならないのだなあ・・・
咲きはじめた はなみずきの花を見上げて
ご入居者さまとのお話を思い出す、午後でした。
