「ＨＥＣＴの視点に基づいた認知症の方の周辺症状の改善へのアプローチ」について事例発表を行いました
2021年1月22日
こんにちは、SOMPOラヴィーレ川崎宮前です。
同じSOMPOのグループ内ではありますが
近隣のホームと共同で事例の発表会を行いましたので
そのご紹介をさせて頂きます。
事例発表とは
そのホームごとで取り組んだことについて発表を行い
新たな気づきを発見させてくれる発表会のことです。
今回はコロナ禍の中でもオンラインで地域の方々と体操を行ったホームや
施設内で二つに分かれていた仕組みやシステムを一つにまとめたホーム
などなど多くのテーマが発表されました。
私たちSOMPOケアラヴィーレ川崎宮前は、「HECTの視点に基づいた認知症の方の周辺症状の改善へのアプローチ」
について発表を行いました。
HECTという言葉を初めて聞く方が多いと思います。
こちらは弊社で作成した認知症の方々が周辺症状と呼ばれる
例えば、「ものがなくなってしまった」「まだご飯を食べてないの」「道がわからない」
などの訴えが出る方がいらっしゃいます。
そして、その言葉を話されているうちに徐々に精神的に昂ぶりが見られ
言葉や人に対する動作が攻撃的になる症状が見られる方もいらっしゃいます。
そういった方々へ、お薬に頼るのではなく
身体的な面(Health)環境的な面(Enviroment)社会交流的な面(Communication)作業的な面(Task)
の4つの頭文字を取ったHECTにて、いま現在の症状がどうして出現しているのかを
確認し、その症状が起きる原因を突き止め解消させることで周辺症状の減少、解消を目指す。
それがHECTアプローチとなります。
説明が長くなってしまい、すみません(-_-;)
もし、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、より詳細お伝えさせて頂くこともございますので、お気軽にご連絡頂ければと思います。
私たちはホームの中で、精神的な昂ぶりが見られるご入居者様の
ご本人様、スタッフ共に苦しい状況を、上記のHECTアプローチにて対応方法を検討し
実際に対応させて頂くことで原因が解消でき、ご本人様の周辺症状が軽減でき笑顔で過ごせるようになりました。
発表を行い、ほかのホームの同僚たちと共有できてよかったです。
介護付き有料老人 SOMPOケアラヴィーレ川崎宮前
