介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ川崎宮前ホームだより

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リハビリの実例

2022年5月15日

みなさんこんにちは。
ラヴィーレ川崎宮前です。

今回はリハビリの事例についての紹介になります。

入院前は歩行器で館内移動が自立されていましたが
大腿骨を転倒により骨折してしまいました。

翌日に手術。
1週間後に退院。3日間の居室対応を経てからリハビリ開始。

大腿骨を骨折されても手術して受傷前の生活に戻れることもあります。
当ホームでも『歩行器で50mを室内外問わずに難なく歩ける』と目標設定。
『50m』は食堂や浴室といった生活の導線上で最低限の距離。
『室内外問わず』は外気浴での駐車場の坂も必要です。
『難なく』は調子の波に左右されないでという意味です。

まずは平行棒で手の補助も使いながら歩いてもらうリハビリを開始したのですが、
2往復(10m)まで。そこまで歩いたら終了といったルーチンになっているようでした。

リハビリだけの関わりでなく、日常業務に配膳も行っていることで、
配膳の際にお話も直接伺うことが出来た事も強みでした。
『リハビリは訓練であり、疲れる』といった考えをお持ちでした。

そこでリハビリ室で過ごす時間を伸ばすことを考えました。
上肢の機能低下はない事や他の人も自主的に気軽行なっている肩の機械をやってもらい、
リハビリを負担に感じなくなることで安心できるリハビリが提供できるようになりました。
それに伴い、平行棒で5往復・10往復と距離が延びるようなりました。

配膳時には「疲れなくなった、もっとできる」といった発言ばかりで、
疲れ・痛み・不安等の訴えも少なくなりました。

2-3週間後には歩行器での歩行訓練を開始。
平行棒は安全なので自主的に行ってもらうことを提案。

この時期は距離を重視して歩行の耐久性向上を図っています。
まずは廊下の往復で基礎体力向上で1ヶ月程度で歩行器でホーム内を疲れずに歩けるようになりました。

機能だけであれば歩行器で歩ければ終了です。しかし、ホームでの生活では、
①ドアの開け閉め。エレベーター内での狭い場所での方向転換。靴の脱ぎ履き。
②今まで参加していた外気浴への復帰のために坂の上り下りといった駐車場での歩行。
③本人だけでなく、どのスタッフから見ても不安に感じられない安定した歩行。
この3点が必要不可欠であり、実践的な訓練を開始。

1ヶ月程度で移動に関しては全く問題なく歩ける状態になりました。

しかしながら本人の不安もあり、以前の生活への復帰に戸惑いがありました。

「この人だから歩けるけど、他の人だと不安」
と思う一面もあったので、対応スタッフを日替わりにすることで
ご自身で頑張ってもらう割合を増やしました。

その結果、本人も納得の上でリハビリを卒業しました。



リハビリだけでなく、ご入居に関してのご相談は随時受け付ておりますので

フリーコール:-0120-37-1865へご連絡下さい。

心よりお待ちしております。

リハビリ強化型ホーム
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