問題解決のツール！！
2020年7月8日
ご入居者さまの中には、認知症を患われている方もおり、その影響で短期記憶の保持(直前の行動等の記憶)が
難しい方がいらっしゃいます。
そういった方々のケアをしていく上で、問題になりがちなのが「排便」について。
排泄は生活していく上で欠かせないものですが、排便があったとしてもその記憶が出来ず
不必要な下剤の内服に繋がってしまう可能性も…
そういった状況を解決できるのではないか?ご入居者さまに不快な思いをしてほしくないという想いで
一人のケアスタッフが、写真のようなツールを作成してくれました。
排便があった際は「出たらひっぱる」という部分を引くと、排便を知らせるおしゃれなマークが出現☆
これを対象のご入居者さまのお手洗いに設置させていただこうと検討中です。
①排便があったら「出たらひっぱる」を引く。
②ケアスタッフは訪室時に、このツールの状況を確認。
③引っ張られていた場合は、排便があったとみなし記録。
④記録後、「出たらひっぱる」を元に戻す。
このサイクルで状況の打破ができるかもしれません。現在はさまざまなICT機器も増えてきていますが
人の手で作った、温かみが感じられるこういったツールはこれからも積極的に採用していきたいですね♪♪
